鮎見時子の日記
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2004年09月08日(水) 出来ること出来ないこと

以前息子の軽発達障碍の疑いについての本音を
ネットで読んだ。

「毎日たかがたった1個お弁当箱持っていってもってかえってくるのがでにきないなんて
許せないしどうしてできないのかわからない

人は勉強が出来るより電気と消すとか約束を守ることのほうが
生きるうえで大事だと思うが夫と一致した親の考え・・」

う〜んなにげにものを元の位置にもどすことがあたりまえに出来る人の
典型的な常識論で。。

いまだったら読み逃げのような気がするけど
当時はちがったから

「このサイト
たかがたった1個お弁当箱持っていってもってかえってくるのができないで
困ってる人のサイトで

どうして出来ないなんて
問いは一番聞かれて困る。

あなたの子どももそうだと思う」

ってお返事しましたよ・・

いい悪いじゃなくて生真面目なゆとりのない誠実を人生のあたりまえに
思って生きてる人に
軽発達障碍の子どもって受け入れるための価値転換ってかなり
大変かと・・

生真面目ってのもある意味脳の許容の遊びがないってことでは
本質的に
自閉症の仲間って感じかと・・
決まりごとが変わるとパニックって自閉症そのまんま(汗)


だからこそ子どもを受け止めるのに時間掛かる場合もあるかと・・

ってふとこれをまた書きたくなったのは
いまや一般専門書と一緒に並んでるくらいになった
「光とともに」を雑誌で立ち読みしたら
パパが会社でいじめの左遷にめげなかったつながりで
障害者雇用の関連会社の立ち上げやり始めていて。。

って実は
自閉症の青年を雇用している会社では
IQが低くてパニックのひどい子ほど長く働いて
軽発達障碍のこって就労では別の難しさがでてくるって・・

というの本でよんでわかる気がするな〜って・・
おもったこととか・・

以前精神疾患の重い知的障害者の更正援護施設にいて

当時盛んに働いて自立をっていうのが流れだけど
実際法人でいくつかの施設で
就労可能な人からグループホームへ移ったり・・
でもそれが無理な人は無理。。とか

自閉症のこの中でも一部の子どもって
思春期の体の変わる時期の変化での荒れが凄く本人も苦しいのだとおもうけど
1年2年全職員体制当直彼女が寝ないと48時間勤務
あたりまえ・・なんて感じで
1施設
ほかの人がある程度落ち着いていてで3人は見れないぞ・・ってのも知ってるし。

だから自立ってなんだ?って思ったりもする。

障害抱えた人は痴呆とか高齢での問題も重いし・・

やれば出来るとかいろんなことが出来るようになったほうがいいのは
あたりまえだけど

出来ないことも大事にしてもいいのにな〜って思います。


鮎見時子 |MAIL

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