鮎見時子の日記
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2006年03月02日(木) ロボット3原則はかなり無理かも

今日のコラムは
思いつきで、しかも世間は半信半疑支持してる有名原則を
疑う突飛な話なので
何を言われるか不安というか。そんなはずない〜って言われるか
そうかもって思う人いるのか想像できません。

最近日記、メルマガサボってMIXIにネットの時間使っているんで
興味ある方は
MIXI入ってる人は検索をmixiって何って方は
招待しますからメールください。


SF作家アイザック アジモフのロボット3原則
有名なんで知ってる人多いと思いますが


1ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。(A robot may not harm a human being, or, through inaction, allow a human being to come to harm.)

2ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。(A robot must obey the orders given to it by the human beings, except where such orders would conflict with the First Law.)
3ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。(A robot must protect its own existence, as long as such protection does not conflict the First or Second Law.)

ロボット工学の議論でも
ロボットを作るのはいいけロボットが自己保持能力持ってしまったあとは?
とか
悪用するばかな人間がいたら?とか

不安を否定するための曖昧3原則なんですが


いい線いってると思ってたけど自己って何私って?とか
考えていたらほとんど無意味って気が・・

1に関しては
ロボットに人間(もしくは生き物・・って何?を
区別させるって異様に難しいんじゃないかと。

特定の人ならその特徴を入力したらわかるけど
人となると・・・
それできるんでしょうか。

それに危害からの保護対象人間限定なんだけど
それじゃあ穴だらけで
人間にとって壊されて困る無機物一杯あるし。
有機生き物も
犬猫などペット家畜なんかだって保護対象じゃないって
問題でしょう。

2に関しても
やっぱり人を認識できるか?が問題だし
譲ってそれができる高度ロボットであれば有効な命令でも
識別できない下等ロボットには全く無効な法則

3のロボットの自己保持。

自己保持って何かということが
高度で
とりあえず、エネルギー動力を維持する停止させないってことだけど
それくらいは出来そうだけど
破損の再生なんかはSF映画だと数秒でロボットの
腕再生してますがでも
それの実現って錬金術。部品の調達組み立て
あんな簡単ではない。

でもそれだけじゃない。プログラムの微調整。
人間は片足失ったら義足でも歩くけど
ロボットにそれできる?
足の故障の時点で動けないと思う。
しかも多分精密に移動できるように高度化するほど
故障には弱そう。

人間足故障しても這うとかできるけど
ロボットにそこまで高度化って
そんな単純じゃないし
情報発信系統故障したら部品の調達、救助サインさえだせないし。

火災を消すくらいできそうだけど爆発で損傷しない耐久性って
これまた高度そうだし

外界からの攻撃から自己を守る事に関しては
熱とかエネルギーが自分に向かってくるのよけるのは出来てもでも
よける能力以上の高エネルギーには簡単に負けそうだし

だから人間にはむかうロボットって
そんな簡単にはいかない

更におもうのは逆に
1も2も実現しないから
悪用する人の使い方が怖い。
実際10年前にTVでスパイロボットの研究の話
擬態をそこにいて不自然じゃない小型の虫でってのみたし
映画でフリップKディックのマイノリティレポートで
人の識別に目玉を使うから逃亡するために
他人の目玉と入れ替えるってのがあったけど
実際に空港なんかではすでに存在するセキュリティは
顔の骨格これで指名手配半やテロの関与者警戒してるって
精度10万分の1か100万分の1だったんだけど

そんな精度じゃ自分に似た全くしらない極悪犯に
間違われて射殺されかねないじゃん。
話にならないと
思うけどすでに使われてます。

ロボットを高度にしてしたあとの心配してるばあいじゃありません。

それにしても1900年代のSFで
21世紀末までにほんとになったの
ディックの暗い情報管理社会の闇社会だけって気がする。
しかももっと巧妙に管理されるマイナスさえ
気がつけてもいないし・・


鮎見時子 |MAIL

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