通勤電車には通勤以外の人も乗っている。
遊びに行く人 旅行に行く人。 この旅行に行く人の中で多く目立つのが修学旅行生。
口を開かなければどこの出身かはわからないが、男子学生について言えば彼らは「東京(隣接県含)の子」かそうでないかはすぐわかる。 制服の着こなしや髪型で一発だ。 それに比べて女子はわかりにくい。 規律の厳しい私立だと、スカートの長さが中途半端だったり眉毛が自然なままだったりしてすぐわかるが。
小奇麗な女子を見るにつけ、男子って幼いよなあとつくづく思ってしまう。
私の通っていた学校は付属校で、関連校が2つあった。 その2つはどちらも男子校だったが(ここまででわかる人にはわかってしまう 私の出身校)片方はボンボンと呼ばれる人種が結構な数いたようだ。 うちにもばらばらといたけど。 いわゆる『付属上がり』の典型。
彼らは生活のスタイルからしてちょっと違う。 いわゆる「昔からのお金持ち」と「商売やっててもうかってるお金持ち」とに分かれはするものの大学生になれば自分の車@外車、に乗っているのがあたりまえだった彼ら。 どちらかというと女子よりも男子のほうがわかりやすくお洒落だった。
などと考えながら目の前の「ちょっと違うお洒落」をしている男子学生たちをしげしげと見つめてしまう。
君たちだってあと5年もすれば社会人だ。 そのときダサさを補うほどの能力をつけておくのと、多少至らなくても愛でられる存在になるのとどちらが自分にふさわしいかよく吟味したまへ。
蝶の財布もってTOUSの象のチョーカーつけて、Division零の蛙バッグもってる動物まみれの29歳の女にそんなことを思われているとも知らず彼らは帰途につく。
ところで女子の皆さん
chick me
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