2004年12月16日(木) |
母の手術と入院 /手術中止 |
朝 駅までの道すがら妹に電話して母の様子を聞きました。
結局、手術はできなくなったとのこと。 肝臓に転移しててリンパまでいってるだろう から、おそらく手術に耐えられないと予想されると担当医に拒否られました。
だから 「とにかく1ヶ月入院して肝機能を調整する。」 になりました。 手術はナシです。
「西洋医学的に言えば余命は4ヶ月から半年あるかないかだと はっきり言われた。」 と、妹が「おねえちゃん 気をシッカリもって聞いてね」と前置きして言いました。
手術をしたらいちかばちかで余命が決まる、つまりもしかしたら・・・も考えていたのでこういう言い方はなんだけど、家族が母の永遠の不在に対してゆっくりと覚悟をしていく時間を与えられたんだ、と少し力が抜けました。
よほど病状が悪化しない限り、1ヶ月経ったら退院というのは一応決まっているそうです。 その後は自宅療養で24時間ドレーンをつけたまま胆汁の除去を行う。
母は「絶対に赤ちゃん(3月出産予定の妹のコドモ・男の子)の世話をするから。お母さん絶対に生きて病院を出るから。」と妹に言ったそうです。
そういう前向きな気持ちがNK細胞を増やすので、本当の母の余命は誰にもわかりません。 わかりませんが、長くはないのはもう確かなことです。
1月は私の誕生日があり 2月は妹の誕生日があり 3月は私の結婚記念日があり 妹の子供が生まれる 5月の終わりに母は58歳になる。
58歳の母は見られるかもしれない。
chick me
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