ふつうのおんな

2005年05月02日(月) 母の旅

休薬期間に入って3日ほどで母のビリルビン値は8を超えました。
急激に黄疸が進み 体力を失う母。
そして初めての高熱。今は平均して37度3,4分をキープしてますが。

ものすごく こわい。

抗癌剤のせいで肝臓が悪くなってるんだ
TS-1は肝臓には効かないんだから飲んだって肝臓には関係ない

解かってるけど 抗癌剤を拒否する以上 こういう事態はあるかもしれないと思っていたけど

28日の誕生日まで もつのか?というくらいの急速なる弱り方です。

今日から1泊、河口湖の温泉に妹夫婦といったのですが昨日一時退院してくるときも よろよろだったそうで。
私と叔父で父と母の衣替えをしてあげたのですが 母が自分の夏服を出さなくていい と言った時泣きそうになりました。

この人は 夏の装いをすることはない と思っているのか。

おとといTVでさだまさし原作の解夏というドラマをやっていました。
これは長崎が舞台なので母に見るように勧めていたのですが
「活水短大とかうつってたの。母校が見られると思わなかった。懐かしかったあ。」
とうれしそうに話してくれてたけど あれって難病がメインテーマなんだよね。

今日は少し曇り空だけど どうか明日は晴れてください。
そして母の大好きな富士山が見られますように・・・。

明日旅先から直行で病院に入って、また5,6,7と一時退院をする予定ですが 無理かもしれません。

最後の一時退院にならないよう
母にもっと時間と体力が授かるよう

何かに祈らずにいられません。

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夕方 「1時間半くらい前に着いた。目の前が富士山で最高。」とうれしそうな声で母から電話。
熱は37度8分あるらしいが。

出掛けはあわただしかったらしく


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それも母の笑える思い出になってくれたら。

chick me
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etsu

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