ふつうのおんな

2005年06月13日(月) 遺品整理その1

遺品整理の第一回目として母のアクセサリーとバッグを分けた。
バッグに関しては数が多いので大体は実家に置いておいて借りたいときにとりに行くようにした。

母が指がむくみだす直前までしていたリングがふたつあり、妹とわけるようにいわれていたのだが内側を見たら「S49.7.27」と刻印があった。
刻印がないほうは父のもので母がサイズを変えて二つともしていたようだ。(父はよくなくすので)
これは父にあげることにした。
妹はサイズを変えて父もすればいいといったが 間違いなく父はなくすので私は家に置いておくようすすめた。
父がなくなったとき 一緒に持たせればいいと思う。

それと母のお花の免許。
母は池坊の確か表で、1級とあったけど脇教授1級准華綱 なのか 准教授1級華監 かはよく見てこなかった。
次いった時に見てこよう。

母の源氏名(たぶんこんな言い方じゃないと思う。師範名?)は「仁昇」だった。

真珠や鼈甲・象牙・宝石をどう分けるかというのは適当。
鼈甲と色石とゴールドなどに分類してどうしてもコレはほしい というのを片方が一つ選んだら次はもう片方が一つ選び としたので全くもめない。
ふたりとも欲しいと思わなかったものは従妹たちに形見分けで送ろうかと思う。
またゴールドは一度溶かして姪っ子のものにつくりかえようということになった。

選びながら妹が「どうして姉妹で遺品や財産の争いをするのか解からない」と言った。
なんとなく より思い入れが深いほうを選ぶ感じだったので この石は高いからとかそういう理由では選んでいないし「このネックレスはお母さんにしか似合わないよね・・・。でも粗末にしたらきっと化けて出るから私が引き取るよ。でも一体いつする機会がくるんだろう。」とか「このリング可愛いけど入らないからそっちにあげる(母の指は多分7-9号)」などと言いながら決めていったので それらをつけていた頃の母を思い出しながら楽しかった。

「でも何十億もあったらもめるのかもよ」
と私が言ったら妹は「私はそれでももめないと思う。」と言った。

片方がそんなだと恥かしくて強欲になれないと思うから 私と妹はきっと 何十億あってももめないだろう。
きっちり分けて、端数が出たら多分妹は「おねえがとりなよ」って言うと思うし。
そして私は「ありがとう」とそれをとるだろう。
姉としては恥かしいことだが 円満。

2時間かけてバッグとアクセサリーしか整理できなかった。

これから山のような洋服と着物をどうするかなのだが まずリサイクル業者とレンタルスペース(我が家には物置がないので
クローゼットがぱんぱん。オットにお前のものだらけだから捨てろといわれている(;;)トホ)を決めてからにしようということになった。
来週までに決めなくちゃ!

しかし母156センチ 私164センチ。
ジャケットやコートとか肩幅もあわなくてダメだろうなあ。
しかも詩仙堂とか志村雅久とかばっかりなんだよね・・・。

chick me
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