ふつうのおんな

2006年05月11日(木) 母からの伝言?

友人から久しぶりに電話があった。
彼女は昔からなんだか勘のよい人で 私がこの日記に家族の病気のことなどを書いたときに限って見て 連絡してくることが多かった。
今回も 父のことを読んで電話してきたのかな?と思ったら 違った。

「えっちゃんのお母さんが夢に出てきたの。
『悦子に連絡取りたんだけど全然電話が繋がらないから あなたから連絡とってくれない?』
って。あたし、わかりましたっって答えてさ。
起きてから なんでえっちゃんのお母さんが?と思ったらもうすぐ母の日じゃん。」

彼女は母の入院中も 母とデパートで会う夢を見たりしている。

私は彼女の話を聞きながら足に鳥肌が立った。
もしかしたら母は、私になにか伝えたいことがあるのではないか?と。

彼女の夢では母は元気そうだったという。
「私の夢のお母さんは いつも病気なんだけど・・・。」
「えっちゃんは看病にずっとついてたからね。」
そうか
もうあれはトラウマにちかいものなのかもね。

ひとしきり彼女と話し、そのうち会社休んで平日に遊びに幾夜と約束をして切った。

母の写真をいくら眺めても伝えたいことはなんだか解らない。

まだ熱が下がらない私は(5/5から熱出して寝込んでたの)ぼーっとDVDを見ながら考えていた。

ふと時計を見ると23時半。そろそろ寝ようかなと歯を磨いたりしていたらオットから電話があった。
「俺今どこにいるのかな〜。」
ああ・・・・今日オットは悪い友達と飲みにいってたんだっけ。こりゃへべれけだなあ。
「迎えに行こうか?」
「うん。」
「どこにいるの?」
「マンションの前。」
「じゃあ上がってきなよ。」

果たして登場した夫は立派なヨッパライ。
まず歩けてない。
そして服の前が雨と吐瀉物のようなもので汚れている。
「はきたい?」
「ううん」
風呂場に連れて行き、全部脱がせて洗い場に押し込みシャワーをかけると冷たかったらしく
「なにすんの?!」
という目でこっちを見てくる。
なんだ、意識しっかりしてるじゃん と思いながら手のひらに洗顔フォームを出してやり顔を洗わせる。
しばらくシャワーにうたれた後体を拭いてやり新しいTシャツとパンツをはかせて寝かせると
「はく」
とヒトコト。
おい!吐かないっていっただろーが。
しかたなく水を飲ませてトイレに連れて行き(一人で歩けない)便器にトイレットペーパーをしきつめてやる。
「ちゃんと便器の中にはいてよ」
「ぅおーい」
ドアを閉めると盛大にリバースしている音。
ったくもう・・・と思いながら廊下で待っていると半ドアだったドアからオットがひっくり返って出てきた。
どうやら寄りかかり損ねたらしい。
飲みかけの水の入ったコップもひっくり返しトイレの床から廊下まで水浸し。

「ゴルァ!」

オットは目をまん丸にして「いま転んだ?おれ転がってる?」という顔でひっくり返ったまま。
手も汚していたので「壁に触るんじゃない!」と怒鳴りながらまた風呂場に連れて行く。
トイレを見るとまー 汚しまくってはいるものの固形物は全然吐いていなかったので
「シャワーのお湯飲んで吐いてって繰り返しな。もう水しか出ないから。」
とまた洗い場に連れ出す。

おえおえ言っててももうなんも出てないだろうなってとこで上がらせて また着替えさせてウコンを飲ませて寝かせる。

・・・もう1時過ぎてるよ。
しくしく
早く寝なくちゃ・・・なのに・・・隣で とんでもないオオイビキが始まる。
ゴガーとかぐがーとかのレベルではなく 多分 お隣にも響いているのではないか?ってくらい。
部屋のドア閉めて台所にいても聞こえたもん。

とほほ

お母さんの伝えたいことって「今日あなたのオットはとんでもない事になって帰ってくるわよ」だったのかなあ・・・。
結局私は2時過ぎまで眠れませんでした。


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