電車の中で化粧を直したり髪の毛をずっといじったりする女性はめずらしくありませんが、彼女たちも知り合いがいないからやっているのであって、「私はおうちできれいにしてきたのよ」って顔で電車を降りていきます。 さすがにコテ(コードレスのヘアアイロン)を使う人はあまりいませんが、15分くらいホットカーラーを巻いている人は見たことがあります 前髪にね。 電車は彼女たちにとっては「舞台裏」なのでしょうね。
私もこそこそとファンデーションを塗りなおしたり口紅を直すくらいはしたことがあります。 特に夏場は電車に乗るまでに汗をかくので、運よくすわれればコンパクトを取り出してささっとね。
化粧直しというよりイチから化粧をする人をみかけたら、よく見てみてください。 間違いなく化粧ポーチの中身はぐちゃぐちゃです。
ファンデーションのパフ(スポンジ状のもの)は一体いつから洗っていないのか両面ともにファンデーションの色以上の濃さになって、ボロボロ。 ファンデーションも磨り減って四隅にかろうじて残っているのをこそぎとってる。 リップブラシもボロボロに毛が抜けてる。 何度も使った綿棒やティッシュが入っている。しかもその汚い綿棒をちょっとなめてマスカラが付いてしまった瞼をぬぐったりする。 ポーチの中も口紅やファンデーションの色がつきまくってて薄汚い。でもポーチそのものはプラダやコーチなどのブランドだったりする。 アイラインをひくのもマスカラを塗るのも電車のゆれに脅かされないが、アイシャドーの粉が隣の人の膝に舞い散るのは気にしない。 仕上げを正面・右・左とじっくり眺める大き目の鏡はプリクラが張ってあったりはがした後があったりして大人の女性が自宅以外で使うものとしてはチープ。
おしゃれな装いで巻髪ばっちりだったりするわけですが 誰が見ても美人・かわいいっていうタイプの女性がそういう振る舞い・持ち物であったことはないです。 私は出会った限りでは。
どんなにきれいにメイクしても どんなにきれいにヘアセットしても そのための道具が薄汚いのはどーだろう。
昔はメイクスポンジ用の洗剤というのがなかったので、母はよく洗顔フォームでざっと汚れを落とした後ネットにいれて洗濯機で洗っていました。 そういうもんだと思って私もこまめに洗うほうですが世の中には汚れすぎて異臭がするスポンジで顔を化粧する人がいるんですね 割とたくさん。
男子の皆さんは、付き合っている女の子がいたら「ちょっと鏡貸して」などといってポーチの中をちら見してみてください。 それがアナタの彼女の素顔です。
もしゴミが入っていたり貸してくれた鏡が指紋でべたべたで汚かったりしたら注意してみましょう。 そこで恥ずかしがるのは普通です。言い方次第では照れ怒りぐらいはあるかもしれません。
ただ「どこが?」と真顔で言われたらゴミにまみれて化粧するのがスタンダードな人だってことです。
バッグの中の様子でもいえることですが、化粧ポーチのほうがより顕著に性格がでます。
れっつ観察
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