ふつうのおんな

2008年02月27日(水) もう

自力で丸まることができず、横向きで小さく呼吸をしながらうっすらと目を開けてあえいでいます。

ささみが踏んづけたりすると嫌がって逃げるのですが、足を前後に動かして移動することもとても難儀そうで、気がついたときはそーっと移動してあげています。

夕べ「明日起きたらもう旅立っているかもしれない」と思いながらベッドに横になり、しばらく涙が止まりませんでした。

今日家に私が帰るまで がんばってくれているか もうわかりません。

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よる。

いままで買ったこともないのに駅の前の花屋で小さなブーケを買って帰り、家のドアをあけてリビングに駆け寄りました。
つくねはささみの座っている隣で冷たくなっていました。

つくね、つくねと叫びながらそっと持ち上げ、がりがりになってしまった体をきれいに洗いました。
そのときオットからメールが来たので「早く帰ってきて」と送ったら察したらしく、すぐに帰ってきてくれました。

移動タイプのペット火葬サービスを使うつもりでいたのですが、詐欺もあるというので二人で相談して、とある場所に埋めることにしました。

なるべく深く掘って、ささみの匂いのついた藁を敷き、つくねを横たえて口のそばにおやつをおいて。
体に直接土がついたらかわいそうなのでティッシュを重ねてお花で囲んであげました。
このために買ったかのようなブーケになってしまいました・・・。

土をかぶせるのも
かぶせた土をかためるのも
オットがやってくれました。

私たちとの9年間で、楽しいとか安心とかそういう時間をあげられたかな。
わからないけれどつくねのこと、大事にしてきたつもりだよ。

今までありがとう
つくねのぶんも、ささみとぽんずとのこれからの時間を大切にするからね。

ほんとに さよなら
ありがと

chick me
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etsu

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