Rocking,
Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?
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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)
*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。
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2002年10月31日(木) |
This Film Should Be Played Loud |
渋谷でBobとザ・バンドのラスト・ワルツを見てきた。劇場で見るのは2度目だ。 ロビー・ロバートソンが舞台挨拶に来た。すっかりおじさんと化してはいたが、渋くて紳士的。かっこいいなと思ったのもつかの間、ラスト・ワルツが始まると、さきほどとは比べ物にならないほどクールな、26年前のロビーが登場した。
会場の雰囲気は異様である。やたらと外人が多い。1曲ごとに拍手が入ったりする。明らかにラスト・ワルツを何回も見ている人が多いらしく、クラプトンの登場前に拍手が起こったりする。 ところで私の音楽に対する興奮度は人並み外れたものがある。今回ラスト・ワルツを見ていても、一番好きな"Up On Cripple Creek"から始まるザ・バンドの演奏に心底しびれて我を忘れた。ロビーの色っぽいこと、ガースとリチャードの渋いこと、リヴォンのボーカルのうまいこと。リック・ダンコのうねるベースはもちろんのこと、そのボーカルも本当に一級品で、"Stage Fright"の切ないメロディを聴いていると、彼がもうこの世にいないことに胸が痛む。 そこまで心酔したのに──── ニール・ヤングが歌いだした瞬間に世界が吹っ飛んだのだ。ああ神様。ニール・ヤングは何て目つきが悪くて、何てださい格好をしていて、何て歌がへたくそなんだろう。そして、どうして、どうしてこんなに、全身の骨が溶けるかと思うくらいに、いい声をしてるんだろう────
This Film Should Be Played Loud (大音量で上映すること) *Last Waltz(1976)の冒頭の言葉。
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