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メモ張に打ってたものアップ - 2004年11月25日(木)

風邪引いた。風邪引いてるときの特有のにおいがする。

今朝は、七月以来、朝にパンを食べた。毎朝の集合点呼のあと、袋詰めにされた食パンとパックの飲み物とマーガリンとマーマレードをつかんで部屋に戻る。
普段は、混む時間をずらして食堂で納豆ご飯を食べる。パンだと、午前中の授業を乗り切れない。お腹がなってしまう。
食パン3枚をきっちり食べた。マーマレードはあまり好きじゃないので、マーガリンを3枚に塗って食べた。パンの耳好きだけど、苦手な子が結構いるみたい。贅沢だ。・・・過度の偏食な私が言える台詞じゃないけれど。

1・2時限は文学。今日で太宰の走れメロスを終えた。あれ、あらためて学習してみると、メロスっていい意味でも悪い意味でも人間らしくて嫌だ。勇者なんかじゃない、いや最終的にはなるんだけど、自分勝手で後先考えずに感情で行動する。
3・4はロシア語。全開からの続きで、ロシアの音楽家のビデオ観る。彼がゲイだったって話。今回出てきた画家もゲイで、私は強張った気持ちで画面を見ていた。斜め前に座っている友達が意味ありげな顔で私を見る。
なんだよ、同性愛が悪いっていうのか。別に軽蔑したけりゃすればいいさ。

ひとつ悲しいことがある。
ロシア語の先生は、丸レンズの眼鏡をかけている、おっとりしている品のいいおじさんの先生なんだけど、彼は徹底的に同性愛を否定している人間だ。

・女の人同士で子供を作れるという事実はあるし、アメリカの一部の州では同性同士の結婚を認めているところもある。けれど僕は絶対にそれは認めてはいけないことだと思う。結婚は、男女が行って子をなすものだから。

要約すると上のような内容の台詞を一週間前の授業でハッキリと彼は言った。悲しい。すごく悲しくてちょっと泣きそうだった。
先生には一時、夏の頃、私は女の人と付き合っているんです、と告白しようかなとか思ってた。そのくらい信頼というものをしていたのだけど。
今でも好きだけど。

昼休み、13歳のハローワークという本を教室でぱらぱらと読んで、急にひよこの雌雄判別師になりたいとか思う。指先でひよこの性器に触れて判別するんだって。

お風呂に入るのは一苦労だ。別に生理中だというのは全く原因じゃない。
ただ・・。
脱衣所に入ると、一足先に、元相部屋の子が服を脱いでいた。焦る。

7つのシャワーはどれも空いていなくて、仕方なく、湯船の外に座ってクレンジングをはじめる。湯船に漬かっている後輩の視線が気になる。自意識過剰かもしんないけど。
顔をすすいで、髪の毛を濡らして3プッシュ分のシャンプー液を髪と絡ませつつ泡立てているうちに、シャワーが空く。少しほっとする。

さっさと、リンスと体と顔を洗って脱衣所に出る。生理中のせいか、おでこと左頬にブツブツとニキビが出来ていた。醜い。欝になる。
そそくさと着替え。首元までジッパーのあるジャージをきっちりと締めて部屋に戻る。

ニキビ部分に専用のクリームを塗ってから、オルビスの、ニキビ用の化粧水をつける。ニキビのある部分にはもう一度重ねづけする。美容液をつけてさらにクリームをニキビにぬったくる。化粧水をつけたら、クリーム落ちちゃったから。

・・・
キスマークを他人に見られるのが嫌だ。これは私だけのものだから。だから、こんな時、集団生活は私のような人間にとっていつもにも増して苦痛。
学校にはマフラーぐるぐるまきで通っている。教室でも外さない。汗だくになっても外せない。
私は、18年間彼氏がいません、処女なんですって事で周りには通っているから。しかし、左指に指輪をしているのに、突っ込んできた友達はたった一人だ。まぁどうでもいい。

お風呂が嫌なんじゃなくて、痕をどうしよう見られちゃうわ、ってのが目下の私の悩みだ。自分からねだっといて。
いや、嬉しいんだけど。

長くなった。長いだけの日記。つまんない日だった。
ああでも、ファミマで買った、森永のココアのアイスは美味しかった。売店で買った、一日分の野菜がとれるジュースもなんか健康的な味がして嬉しかった。あと、ミスドのポイントが9ポイントになった。せっかくだから、ミートボルシチ食べて手帳貰っちゃおうかな。
だからなんだよって話だけど。

※たかこのお祝い追記:
22日。
ケーキもプレゼントも喜んでもらえて嬉しかった。
23日〜
ハウルの動く城を見た。上映の一時間前に映画館に行ったけど、立ち見になっちゃった。ハウルかっけー。
黒プリーツ+オーバーにーソックス+ラバーソウルでおそろいの格好だった。映画の後、バイキングに行くけどすぐお腹いっぱいになっちゃった。
たかこは早めに帰ると言う。でもちょっと時間があったから、店の駐車場で
寝る。そのあと、待ち合わせしたファミレスの駐車場でバイバイ。
・・・のはずが、ラブホに行く。友達がすごいお気に入りのラブホにする。サービスいいし小奇麗だしで2人して喜ぶ。涙腺の弱い私たち。8時に入って、12時過ぎに寝る。
・・・のはずが、寝れなかった。結局4時半頃ホテルでる。
今度こそバイバイ。五時に部屋に帰る。

・・・・・2人で帰れる場所が欲しい。だから作る。
だけど、犠牲だの逃げるだの捨てるだの今は考えたくない。

泣くと体力使ってくたくたになるけど心は幾分軽くなる。


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