|
|
■■■
■■
■ とり残されて (本)
とり残されて 宮部みゆき 文春文庫
とり残されて / おたすけぶち / 私の死んだ後に / 居合わせた男 囁く / いつも二人で / たった一人
婚約者を事故で失ってから、“私”の生活には覇気がない。 知人からの紹介で学校の保健教諭を務めるが、生活には空白感が残る……。 そんな毎日の中で、“私”はある違和感に気付いた。 それは、見えもしない子供の声が聞こえるということ……。 不思議な声の正体も解らないまま、私は突然に起こった殺人事件に巻き込まれていき――…
宮部みゆきさんの、他の作品とは一味違った短編集。 これに収録されている短編は、やり場のない切なさや苦しさ、恐ろしさに溢れている。 ホラー色も強いのだけど、それ以上に物悲しさが残る、そんな話。
2004年09月18日(土)
|
|
|