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壊れる - 2004年08月22日(日)




昨日の夜、とても気持ちよく彼と飲みました。
うちの近くにあるバーで、食べ物が美味しくて、雰囲気のいいお店。
オーナーは私の妹と同じ歳の22歳。
カッコイー。

そして気持ちよく飲んでて、久しぶりに彼の口が緩みました。
(普段は言葉を中に飲み込むようなところがある)
そしてようやく、彼に私がどう見えているかを教えてもらうことができました。

ひとつは、私の浮き沈みの激しさ、不安定さはやっぱり「おかしい」ということ。
もうひとつは、それでも最初に会った頃のガチガチ差に比べたら、今はとても良くなった、ということ。

最初の頃は本当に野良猫どころじゃない、人への不信感に満ちていたんだろうと、思う。
それこそ、私の評価を私自身に告げようものなら、バリバリとひっかいて逃げていただろう。
彼からだけでなく、人と向き合う、ということから。

それが良くわかるから、私はこう言った。
「そんな私をよく捕まえたね。(ありがとう)」

やっぱり彼がいたから、今の私があるんだと思う。
彼が私の不自由さに気づいて、何とかしようと試行錯誤してくれたから。

「いつか壊してみたいって思うんだよね」
そういわれたので、私はどうやって?って聞き返しておいた。
彼だったら、私を壊して新しい世界を見せてくれるのかもしれない。

そういえば。昨日の「ばかになりなさい」も同じ意味なのか。


>岡野玲子(陰陽師)
「壊れるということはな よいことなのだよ 博雅」
「終わる ということはよいことなのだ」
「炎をくぐって 新しくうまれかわるのさ」



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