HARUKI’s angry diary
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2004年10月04日(月) |
「負け犬の遠吠え」を読んでみた |
いまさらだけど「負け犬の遠吠え」(酒井順子著 講談社刊)という、ちょっと前に非常に話題になった本を読んでみた。 ご存知ない方のために説明すると、とりあえず結婚していない女を「負け犬」と言う。離婚歴があり、子持ちでも今結婚してなければ「負け犬」。 逆にたとえダンナが浮気していようが、家にまったくいなかろうが結婚していれば「勝ち犬」(注:男性の場合は「オスの」という言葉をつける)。
とするといくら内縁関係でも結婚していないHARUKIは「負け犬」である。
さらに、この「負け犬」は東京・福岡・大阪などの都市部に棲息している。出身が都市部の「負け犬」は「地場負け犬」。出身が地方で今都会に棲息している場合は「外来負け犬」というらしい。
この定義で行くとHARUKIは立派な「地場負け犬」。 なるほど〜。
「負け犬」には種々の特徴があり「ネコを飼っている」とか「マンションを持っている」など。さらに「古典伝統芸能・伝統文化依存症」とか「踊り依存症」とか「手芸依存症」とか「おっかけ」などの症状が出るらしい。
HARUKIまんま(笑)。 最近、ネコを飼い出した。もともと古典芸能は好きだし、最近は和服にも興味を持っているし、ビーズ手芸も好きだし、サッカーには、選手のおっかけのような熱中ぶりだし。
著者によると「負け犬」は自分で稼いでいるのでお金はあるし、子育てをしていないから時間に余裕はあるし、趣味に走らないはずはない、というのだ。 ふむふむ。
そして、いくら勝負しょうと思っても、勝ち犬の「女としての幸せはどーよ?」という質問には、結婚もしてないし、ましてや子供も生んだことがなければ、負けを認めるしかないのだそうだ。
いやぁぁぁ、わかりやすいなぁぁぁ。
そもそも人生を勝ち負けで表現しようとする点についての疑問はあるが、それはまぁ置いといて。
でも、自分の生きたいように生きてきたし、自分なりのキャリア(とくに仕事)も積んでいるし、私生活も充実してるし、別にかまわないもん!という言葉は遠吠えでしかないのだそうだ。
生物である限り、種の保存、継承は本能であり、課せられた勤めである。それをまっとうしていないんだから、そりゃいろいろ言われてもしょうがない、ってことなのだろう。
このまま行くと、HARUKIも立派な負け犬人生を送れそうだ(笑)。 ビバ!負け犬!!
Mikan HARUKI
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