HARUKI’s angry diary
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2004年10月12日(火) 何歳まで飛行機に乗れるのか?

先週末、HARUKI母からメールが来た。
「年末年始の休みにウィーンとブタペストとプラハに行こう!」
へ?
もう一度発信者を見た。
やっぱりHARUKI母(大汗)。

えぇぇぇぇぇぇ?
まじっすかぁぁぁぁ?
この際だから公にするが、HARUKI母は78歳、HARUKI父は81歳である。有り難いことに2人ともあっちこっち具合が悪いといいながらも大病もせず、元気に趣味やボランティアに励んでいる。
だが、HARUKI的には絶対反対!!
せっかく元気なのに、旅行に行ったおかげで具合でも悪くなられたひにゃ、悔やんでも悔やみきれないし。
大体、いったいどこにそんな高齢者をあのつらいつらいつらい10数時間かかる飛行機に乗せてくれるような酔狂な航空会社があるんじゃい!!(笑)←あると思うけど

っていうか、HARUKI自身が、海外に行きたいことは行きたいけれど、いまやあの長時間の飛行機に耐えられる体力も精神力もない。今乗ったら、絶対エコノミー症候群になりそうだし(断定)。

せっかくのHARUKI母たちの気持ちを頭ごなしに否定するのもはばかられたらので、とりあえず旅行会社に電話してみた。
これで断られれば、両親の気分を害することなく取りやめになるだろう。

HARUKI「75歳以上なんですけど、海外旅行に参加できますか?」
おねーさん「一応、健康であるという診断書のような書類を提出していただきます」
そりゃ、そーだ。
HARUKI「それだけでOKなんですか?」
おねーさん「もちろんです!」
ダメだこりゃ。

そうだ!、旅行保険だよ。それでダメなら説得材料になる。
HARUKIがHARUKI姉に話すと「旅行保険に年齢制限なんかないよ」とお答え。
えーーーーん。

どーしよーーーー。
とりあえず、HARUKI姉に「無謀だからやめよう!」と提案。するとHARUKI姉は言った。
「この前イタリア行ったときは、もう2人とも70過ぎてたよ」
ひえぇぇぇぇぇぇぇ。そーだったっけ?
わが両親ながら、元気だ。元気すぎる。

でもさぁ、70と78は違うって!
ここでHARUKIはいろいろ考えた。乾燥しまくりの飛行機に乗って、着いた先の真冬のヨーロッパは絶対寒い。風邪をひいてください、って言ってるようなもんだし。
海外で近くて、行って安全であったかくて…。
といろいろ考えた結果、台湾はどうだろう?と思いついた。あそこなら九州みたいなもんだし(笑)。←おいおい
HARUKIが数年前に台湾に行ったときに、故宮博物館を1日しか見られなかったので、もっと見たいという個人的な希望もある。

母からメールがあった後、速攻で行くより、多少時間がたってから話した方がいいと思ったHARUKIは、2日後実家へ出かけた。

雑談後、おもむろに用件を切り出す。
HARUKI「ウイーンもブタペストもプラハももう行ったじゃん!それでもまた行きたいの?(注:HARUKIとHARUKI母は東西の壁がくずれるちょっと前に東欧旅行をしている)」
HARUKI母「あれから考えたんだけど、あっち寒いでしょ?風邪でもひいて肺炎にでもなったら、元も子もないから、やめたわ」
へ?そーなの?
2日間、どう話そうかいろいろ悩んでいたHARUKI、ちょっち拍子抜け。
HARUKI「飛行機は大丈夫なの?」
母「うん。平気だけど」
えぇぇぇぇぇ?そーなの?だって飛行機に乗ると気圧は変わるし、絶対心臓によくないよーーーー。

母「大体ウイーンに行きたがったのはY(HARUKI姉)なのよ〜」
えぇぇぇぇ?そんな話聞いてねーよ!
HARUKI「台湾はどうかと思うんだけど」
母「そうねぇ、行ったことないからいいかもねぇ」
HARUKI「故宮は一見の価値があるよ〜」
父「そうだよ、あそこは日本だったんだよな」←生きる日本近現代史(笑)
母「私、ハワイでもいいけど」
だぁ。
年末年始のハワイなんて、芸能人オンパレードのミーハーの極みじゃん!
絶対イヤですぅぅぅぅ。大体ハワイ行ってなにするんだよ!←普通は休養する

ここでよみがえるHARUKIの暗ーーーーーーーーーーーーーーーい記憶。
二度目の結婚は、ちょっち恥ずかしいというかまた結婚式やなんやかやと面倒なことをするのがイヤだったので、ハワイで家族だけでひっそり結婚式をあげたのだ。
HARUKI的には、大嫌いな前夫のことをわざわざ思い出すような場所には二度と行きたくない!!!というのが本音。

もうひとつ言うと、クマが家族に対する最後のご奉公がハワイ旅行だったのだ。
クマは妻に「ご近所には車もあり、海外旅行も行っているのに、うちはどっこも行ってないし、車もない」と日々攻められていたらしい。
当時すでにHARUKIと付き合いだしていたクマは、家を出る機会を伺っていた。そこで一念発起してハワイに家族を連れて行った。そして、その翌月には、クマは家を出たのだった。
よーするにHARUKIとクマにとってはハワイは鬼門(笑)。

HARUKI「だったら、もう一度サイパンの方がいいよ〜」
父「あー、あそこはよかったよな」
母「そうね、サイパンでもいいわね」
HARUKI「でもせっかくだから、近いし、あったかいし、見るものあるし、ご飯もおいしいし、台湾にしようよ〜」
母「そうねぇ、台湾もいいわねぇ」
ほっ。

それから、母と姉の間で話し合いが行われ、無事台湾行きが決定した。
よかったぁぁぁぁぁぁぁぁ。

しかしなぁ、あの年齢で海外旅行に行きたい!という元気さと気持ちには頭が下がる。

HARUKI家一行7名様(ただし人数は未確定)。年末年始は台湾に行くことになりました!


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