HARUKI’s angry diary
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2004年11月04日(木) ダイヤル式電話機なんてないだろうなぁ

ピピピピピピピピピピピピ

早朝、大きな電子音で目が覚めた。
隣を見るとまだクマが寝ているので6時前。
うううううう、なんだぁ?

目覚ましでもないし、考えられるのは、電話。でも電話の呼び出し音ではない。

HARUKI家では、クマとHARUKIは別の回線を使っているので、寝室にはクマ用の電話機とHARUKI用の電話機のふたつが置いてある。

きっとちょっと前から調子の悪かったクマ用の電話に違いない。
HARUKIクマを起こす。
「電話〜、変だよぉぉぉ」
クマはうーん、と言いながらなかなか起きない。
HARUKIは布団をかぶるが、まだ音はやまないし、それしにてもうるさい。

ピピピピピピピピピピピピ

ようやくクマが起きた。
受話器をはずしたり、音声部分を押したりしているようだが、まったく音は鳴り止まず。

ピピピピピピピピピピピピ

かえって音、大きくなってるんですけどぉ。

HARUKIが布団の中から言った。
「電源落とせよっ!!」
クマがうにゃぁ?と言いながら、あっちこっちいじっている。

ピピピピピピピピピピピピ

「コンセント抜けってばあっ!!!!!!」
HARUKI叫ぶ。

シーーーーン

ようやく音が止まった。
叫んだおかげでしっかり目がさめてしまったHARUKI。←自業自得
ううううううううう。

クマが言った。
「トト=^・・^=が上に乗って、ボタンめちゃくちゃに押したから壊れたんだよぉ」

確かにそれもあると思うけど、電話って消耗品だからさぁ。
HARUKIなんかこの10年で2台も買い換えたぞ。
「壊れたんだってば!!!」

夜。
HARUKIが帰宅するとクマが「電話買って来た〜」とうれしそうに言った。
さらに「古い電話機引き取ってもうらおうとお店に思って持って行ったら3000円かかる、って言うんだぜ。買った電話4000円なのにさ」とクマ。
3000円は、例の電気製品処分にかかる費用なんだろう。
トータル7000円の出費?変なのぉ。

HARUKI「だったら分解して燃えないゴミに出しちゃえば?」
クマ「そうする予定」
ま、しょうがないわな。

夕食後、クマが新しい電話をセッティングし始めた。
「あぁぁぁぁぁぁぁ!」
いきなりのでかい声。
「どしたの?」とHARUKIが聞くとクマが泣きそうな声で言った。
「これ、留守電がついてない」
ダメじゃん!
っていうか、買うときに確かめろよっ!!!

「明日またお店に行って取り替えて来る…」とクマ。

このご時世、留守電付きでFAXなしの電話機を探すのも大変だろうけど。
それより、ネコよけのカバー付きの電話があるといいのになぁ。←切実
そうだよ、ダイヤル式の電話機なら大丈夫だよ。←本末転倒

このまま行くと、ネコがあっちこっちに電話をかけちゃう日も近いような気がするHARUKIだった(笑)。


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