HARUKI’s angry diary
DiaryINDEXpastwill


2004年11月06日(土) HARUKI埼玉スタジアムへ行く(清水エスパルスVS浦和レッズ戦)

いよいよレッズ戦の朝を迎えた。
大混雑が予想される上に、埼玉スタジアムの近くにはまともな民間駐車場がないと聞いていたので、早めに家を出ることにしていた。

HARUKI、早朝に起床。
まるで遠足の朝と同じ、目が覚めてしまったのである。
会社にいるレッズサポの人に言われていたので、オレンジ系はタオルとパペットパルちゃんとひざ掛けを荷物に入れただけであとはごく普通のいでたちで準備完了。もちろんスタジアムクッションもチームに関係ない黒のごく普通のものにした。←念には念を入れ
よみがえるフロンターレの応援で行った仙台スタジアムの暗ーーーーーーい記憶。
同じ轍は絶対踏まねぇ〜、これなら大丈夫だろう。←何が!

朝10時過ぎに家を出た。
きっと道路も混んでいるだろうし、と思ったのだが、あや?1時間ちょっとでスタジアムのある浦和美園に到着。うわぁ。近い、近すぎ。
クマ「カーナビだとまだ高速道路が浦和まで出来てないことになっててさぁ、道路すいてたから順調、順調」

浦和美園駅周辺には、殆どお店もなく、近隣はほぼ全域畑。
去年天皇杯で静岡ダービーを見に来た時は、確か駅前に大きなコインパーキングがあったような気もするのだが、そんなもの陰も形も無くなっていた。
どうしよう。

ネットで調べたところによると駅からスタジアムへ行く道の東側にあるもう1本の狭い道に、民家が駐車場をやっているとか。それを探すことに。
キックオフ2時間以上前だというのに、何軒かある農家の庭を使った狭い駐車場はすでに車でいっぱい。
が、すいているところがあったので、そこへ車を入れた。
他はほとんど1回1000円が相場なのに、その家だけ2000円。こりゃ、すいてるわけだわ(悲)。

てくてく歩いてスタジアムに着いたのが、12時前。
ゴール裏や、バックスタンドはもう赤い人で一杯だった。

ピッチでは少年サッカーチームが前座試合をやっていた。
まだ小学生だと思うのだが、みんなうまい。ドリブル、フェイントなど大人顔負け。うーむ。日本の将来(ただしサッカー関係のみ)明るいかも〜。

レッズ弁当なるものを食しながら、少年サッカー観戦。
ちなみに、このお弁当900円とお値段は高めだが、かなり美味しかった。

キックオフ1時間前になると場内は、ほとんど赤一色に染まり始めた。
クマが言った。
「まるで入り口で赤のTシャツ配ってるのかと思うくらいみんな赤いね」

HARUKIはようやく気がついたのだった。
ここでは、ごく普通の色の服を着ている人は、レッズサポではないことがバレバレ。それだったら、オレンジ着てくれば良かったかも〜(笑)。

オーロラヴィジョンでは、映像とアナウンスが始まった。
「これはレッズサポーターのための放送です」
はぁ。
この言葉が何度も繰り返される。いちいち言われなくてもなぁ。
それってどこでも当たり前なんだけど。
ただ日本平ではおなじみのアウェイチームを応援するために来場したサポーターに対する感謝の言葉など皆無。
なんだかな〜。

さてHARUKIの座った席は、メインスタンドのエスパのゴール裏の応援団席のすぐ横の席。しかしオーロラヴィジョンの画面つきのアナウンスによると「アウェイチームの応援をされる方は、○○番から○○番の席(入り口だったかなぁ)の方に限らせていただきます」
はい?そーなの?
だったらアウェイ側の指定席なんて言ってチケット売るなよ!
アウェイサポはゴール裏のみ、ってどっかに表示しとけよっ!!

と怒ったところで後の祭り。周囲はほぼ赤一色に染まっていた(悲)。

ここからHARUKIのつらいつらい1時間が始まった。
HARUKIはもともとそんなに音楽関係は得意ではない。でも若い頃は普通にコンサートにも行っていたし、舞台もロックミュージカルなどは今でも観に行っている。

確か10年くらい前になるだろうか、当時ご贔屓のミュージシャンがいたのでコンサートに出かけた。そのミュージシャンのファンクラブに入っていたHARUKIは、かなり前方のいい席に座った。が、その席は巨大スピーカーのまん前。あまりの大音響に、スピーカーがあった側の右目の血管が、コンサートが終わったときに切れていた、という泣いても泣ききれない経験をしている。

あれ以来、大きな音というのは正直苦手。

大音量のロック音楽ときんきん声のおねーさんの「レッズサポーターのための放送」で、頭痛がしてきた。
その音楽もキックオフが近づくにつれて、どんどんボリュームが大きくなってくる。

あまりの大音響に、地面が共鳴して振動している。

ここドームじゃないよね?オープンエアーだよね。

周囲が畑にしても、これってうるさすぎないか?

耐え切れなくなったHARUKIは、ついにティッシュで耳栓をした。
でも音はその程度の耳栓では役に立たず(涙)。

おそらくレッズサポは、このどんどん大きくなっていく音楽にあわせて、気分が高揚していくのだろう。

HARUKIはサッカーを見に来たのであって、ロックコンサートに来たわけじゃない!!
と怒ったところで、ミミズのたわごと(悲)。

しかし、4万人(注:今日の入場者数は約44000人。そのうちエスパサポは1000人いただろうか…汗)がいっせいにする応援は観ていて壮観。
皆が同じように手を振ったり、拍手したりする。まぁ、単調といえば単調だけど。
クマが言った。
「たくさんの人がいっせいにする応援だから、簡単に出来るようになってるんだよ」
なるほど〜。
HARUKIもクマもエスパルスの応援は、音楽性も高く、振り付けもカッコ良くて、好きだけど、確かに一朝一夕では参加できない。
そういう意味では、レッズの応援はよく出来ているのだろう。

ここでHARUKIは、知り合いのレッズサポのAさんが言った言葉を思い出した。
「あそこへ一度行くと、またあの中に入って応援したくなるのよね」
うーむ。
このだんだん盛り上がっていく音楽と声をそろえて叫ぶ単純な応援。
要するに応援する人間のドーパミンが出やすいように、すべてが作られているのだ。
で、極めつけは「We are レッズ!」コールか…。

HARUKIはつくづく思った。
エスパサポで良かった〜。
こんなコエーとこ絶対入りたくないわ。

キックオフの2時の時点で、HARUKIの頭痛は頂点に達し、正直サッカーどころではない状態だった(悔し涙)。

周り中赤いし、頭も痛いし、言われなくても応援なんか出来ねーよっ!まったくなっ!
殆ど声も出さず、静かに観戦。←声出すと頭痛いし

試合は、防戦一方のエスパルスではあったが、レッズの単調な攻撃のおかげでチャンスが来れば、なんとか攻撃の態勢に入るという状態(悲)。

生エメルソンは、とにかくすごかった。ゴールに向かって来るスピードが速くて他の選手とはまったく違う。

GK西部、好セーブ連発。ここのところどの試合でも太田は執拗にマークされ続け、なかなかチャンスをつかめなかったのだが、レッズDFの穴をうまくついて得点のきっかけを作った。
あれだけ集中し、なおかつスピードあふれるエスパルスを観たのは久しぶりかも(笑)。
っていうか、この大音声のレッズの応援の中でエスパの選手も良くやってるなぁ(涙)。

前半は1−0で終了。

ハーフタイムにトイレに向かったHARUKIは、仙台での教訓を生かし(汗)、クビにかけていたオレンジのタオルもチケットホルダーもはずして動くことにした。
おかげで嫌な思いもせず、ハーフタイム終了。
ほっ。

後半。
好調だった久保山が杉山と交代。ふーん。
あと調子がいまひとつだった森岡様。ついに1点入れられて、1−1の同点。

あと15分で引き分けか?
というときにノボリさんとアラウージョ投入。
が、最終的にもう1点入れられて1−2で負けた。
はぁ。
確かに、勝てるとは思ってなかったけど、かなり善戦していたのでちょっと悔しい。

とくにレッズ戦だったから思うのかもしれないが、レッズの選手のゴールに向かう気持ち、点を入れよう、という気持ちは素晴らしかった。
何が何でも点を入れてやる!というあの闘志をなぜエスパの選手は、もっと持てないのだろう。

混むから早く出よう!と思ったHARUKIは、エスパの選手に拍手だけして大急ぎでスタジアムを後にした。

駐車場に向かって歩いてると、まだスタジアムからの大音声が聞こえる。
いきなりクマが言った。
「頭、痛い」
うわぁ、そーだよね。
HARUKIだって、まだ頭、痛いもん。

静けさを求めて、大急ぎで出発。
道路は行きよりもすいていて、1時間もかからずに家に到着。
はぁ。

いやぁ、ひどい目にあった。←これが試合の感想かいっ!
二度とレッズのホームゲームには行かないぞ!もし、万々が一、森岡様がレッズに移籍したって、レッズの応援には行かない!!
密かに誓ったHARUKIだった。

これでエスパルスは、4連敗。
試合後のインタビューで(「S極」というエスパルス関連サイトより引用)森岡様は言った。
「残留争いなんて言葉は口にしたくないけど、やっぱりそこはホント意地でも(J1に)残んないとね」
そーだよっ!!
このまま負け続けたら、マジで落ちるぞJ2に!
あの長くてつらく厳しいJ2に落ちたら、這い上がってくるのは本当に大変だぞ!
性根を入れ替えて、あと3試合勝たないとっ!!!


Mikan HARUKI |掲示板へ

ランキングなるものに参加しています。お気に召したら投票をお願い致します(汗)。↓


My追加