HARUKI’s angry diary
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2004年11月09日(火) |
地震保険のお勉強をしてみました |
阪神淡路大震災の記憶も多少薄れた頃、新潟での大きな地震があった。改めて日本は地震国だなぁと思う。
実はHARUKIが学生時代(もうウン十年前)、東京でも夜になると、それも1週間近く、震度4近い地震が続いたことがある。
当時HARUKIの所属する染織の研究室に、フランスから来たとても美しい研究生がいた。その彼女が、朝登校すると必ず「昨日の地震、すごかったねぇぇ」とうれしそうに話すのだ。 こちらは、ついに関東大震災か!?と戦々恐々としていたので、その彼女の様子が非常に謎だった。 ちゃんと聞いてみると、どうも彼女は地震初体験だったようで、すごく珍しかったらしい。そして「地震国日本に留学したならではの体験」とうれしかったようだ。 まったくなぁぁぁ、フランス人はのんきでいいよなぁ。←フランス人に罪はない
実は先日、保険屋さんから「そろそろ火災保険の更新の時期です」という連絡が入った。 HARUKIの住んでいる地域は、道幅も狭く、古い木造家屋が密集している、いわば地震キケン地帯。地震で家が崩れるキケンよりも、地震で火事が起きたら一気に燃える方がよっぽど心配な所なのだ。
確か地震による火事の被害では、火災保険はおりないことになっていた。 うーむ、やっぱり地震保険にでも入るかなぁ、と時節柄HARUKIも考えた。
問い合わせてみると、「現在は半壊以上の場合は、火災保険で保険金額の5%(上限300万円)は保障されるようになりました」というお答え。 ほぉ。
じゃ、地震保険に入ればどーなんだ?と思い、またまた聞いてみると「地震保険は火災保険の半分までが入れる限度」になっているという。 いいじゃん、これ。
ここで起きる素朴な疑問。関東大震災クラスの地震が来て東京が全滅しても払ってくれるんかい?
これには絶妙な回答が用意されていた。
国の指導の下、お支払いする保険金は、1回の地震等による損害保険会社全社の支払保険金総額が4兆5,000億円をこえる場合、算出された支払保険金総額に対する4兆5,000億円の割合によって削減されます。 (平成15年6月現在)
つまり保険会社全社(←ここがミソかも…笑)が6兆円の支払いをすることになると 4兆5000億円/6兆円分 ようするにもらえる予定の額の75%分しかもらえないことになる。6兆円ですめばいいけれど、これが10兆円とかいう額になると半分ももらえないことになる。
の割には、地震保険ってかけ金が高いんですけどぉ。もちろんかけ捨てだし。 ただし、小さな地震で不運にも火事が起きて燃えた場合は、それなりにお得ということになる。
今夏、家に泥棒に入られて火災保険のおかげで、ちょっち味をしめたHARUKI(笑)。←おいおい 考え所である。
まぁ、災害なんて出来ればおきて欲しくはないし、ないにこしたことはない。が、地震国日本に住む限り、いつ被害にあうかなんてわからないのである。
「備えあれば憂いなし」
名言のような気もするし、単なる保険屋の宣伝文句のような気もするし(笑)。 どうしたもんかなぁ。
混迷を深める今日のHARUKIだった。
Mikan HARUKI
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