HARUKI’s angry diary
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2010年08月19日(木) あの人は柏サポ(笑)の巻

先月、日本平へ行く途中の横浜新道のSAで出会ったおにーちゃん。←7月17日の日記をご参照ください
一体誰だろう〜?とすげー悩んだHARUKIだったが、休み明けに会社へ行ってすぐわかった。←なにしろ朝一で声をかけられたし

彼は、会社の宅急便の集荷に来る、某宅急便会社の下請の運送業者さんだった。

毎日二度ほどやってきて、毎朝あいさつしていたのだからそりゃ、あっちだって顔を覚えるし、こちらもなんとなく知っていたわけだ。

HARUKI「あの人柏サポなんだよ〜」
テレビくん「城西(←業者さんの名前、もちろん仮名)さんですかぁ?」

それ以降、毎朝会うたびにサッカーの話をする日々。とくに月曜日、週末の試合があった後は、それなりに盛り上がる。

テレビくん「城西さん、忙しいんですから、引きとめたら悪いですよ〜」
HARUKI「なんで?」
テレビくん「新宿エリアのあちこちの会社の集荷して、宅急便の営業所の三多摩の果て(笑)まで届けて、それを1日2往復して、その後、柏まで帰ってるってことでしょ?」
HARUKI「んだ」
テレビくん「この渋滞の中、トラックで移動してるわけだから、ウチで引きとめたらそれだけ帰る時間が遅くなるわけだし」
HARUKI「そっか…」

ちなみに先週の某日、「柏VS愛媛の試合をスカパーで生中継しない」と嘆いていた城西さんに、HARUKIが「スカパーHDはJ2すべて生中継だよ」と朝、教えてあげたら、夕方にはHDの契約を済ませていたというツワモノ(笑)。

その翌日。
HARUKI「お金かかったでしょ?」
城西さん「でも愛媛に行くより安いですから」
HARUKI「なるほどぉ」

彼との毎日の細切れの会話でわかったことは、彼はすでに42歳で、子供を柏のジュニアユースに入れていたが、上にあがることが出来ず、すでに大学生になっていること。
今は単身赴任で、府中に住んでおり、週末だけ柏に帰っていることなどなどだった。

一昨日の会話。
HARUKI「なんで、単身赴任なの?」
城西さん「ボク、ついこの間まで生協の職員だったんです」
HARUKI「へーーー」
城西さん「生協って異動が多くて、日本中、行かされるんですよ」
HARUKI「なんで、生協やめちゃったの?」
城西さん「ボク、若いコの指導リーダーとか、各地の講演会でしゃべる側だったんですけど、その地方公演、一回、寝坊ですっぽかしちゃったことがあって」
HARUKI「まさか、クビ?」
城西さん「いえ、クビにはならなかったんですけど、自分からやめました」
HARUKI「もったいなかったねぇ」
城西さん「いえ、そろそろいやになっていたこともあって」

城西さん「下の息子が高3なんで、高校卒業したら、田舎に帰って家業を継ごうかと思ってるんで、この運送業は腰かけなんです」
HARUKI「家業って?農業?」←生協にいたっていうし
城西さん「いえ、古美術商です」
HARUKI「へーーーー、面白そうじゃん」
城西さん「でも、オヤジとそりが合わなくて、迷ってます。でも中国への買い付けとかはすごい面白かったです」
HARUKI「じゃ、今の会社はバイト?」
城西さん「正社員です」
HARUKI「それじゃぁねぇ」
城西さん「どうも運送業って、やってる人間がボクとは人種が違うんでぇ」
HARUKI「ふーーん」
城西さん「でも、運送業の資格を取らないといけないんで、今週末は試験勉強しないといけないんです」
HARUKI「ほぉ」
城西さん「甲府との天皇山なんですけど、試合見るのやめようかと思ってます」
HARUKI「大変だねぇ」

昨日、職場での会話。
HARUKI「城西さん、田舎帰るかもって」
かわいいおばさん「知ってる、青森でしょ?」
HARUKI「うん」
かわいいおばさん「彼、ねぶたが大好きで参加してるんだって」
さすが、柏サポだ。←関係ねーと思うが
かわいいおばさん「ねぶたには、本流とそうじゃないのがあるんだって」
そんな話、HARUKIは一度もしたことねーし。

かわいいおばさん「でも、お父さんとお母さんが別居してるらしいから。どっちの家に帰るのかしらねぇ」
そんな事、HARUKIは聞いたこともねーし。

かわいいおばさん「子供がサッカーやってるのよね?」
HARUKI「もう大学生だから、やってないって。下の子は高3だって」
かわいいおばさん「結婚早かったらしいわよ。大学時代の同級生だって、奥さん」
そもそも興味もないけど、HARUKIは全く聞いてねーし。

それにしても、城西さんスゲーは。
自分の身の上話を、相手によって、これだけ違う角度でしゃべれるのかぁ。
やっぱり主婦相手の生協で鍛えてたからだろうなぁ。

テレビくん「ボク、HARUKIさんと○○さん(←かわいいおばさん)から、城西さんの話いろいろ聞かされてるので、もしかしたら一番詳しいかもしれません」
あははははははは!

テレビくん「ほとんど、口きいたことないですけどね」
だははははははははは!

HARUKI「ところで城西さんの本名、知ってる?」
テレビくん「知ってます。田中さん(仮名)と言います」
かわいいおばさん「へぇ、そーなんだぁ。私も知らなかった〜」
HARUKI「なんだ、しゃべってるじゃん」
テレビくん「いいえ」
ノームちゃん「私が聞きました」
がはははははははは!!!

こうして、あの日以来、城西さんは総務部の時の人となっているのであった(笑)。


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