HARUKI’s angry diary
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2010年10月04日(月) 葬式は体力だ!(滝汗)の巻

さて、ここのところご無沙汰していた理由をいよいよ日記に書く日が来た。

高齢のHARUKI父が、9月30日に他界した。
肺がガンにおかされているのではないか?とわかったのが7月半ば頃。
8月に入り、紹介された大学病院で検査を受けた結果、左の肺ガンとガンが脳へ転移していることが判明。
それまでピンピンしていたので、今年の夏の異常な暑さで体力が落ち、おそらく急に病気が進行したのではないかと思う。

8月23日に入院。
齢86歳だったので、肺の手術はせず、脳への放射線治療のみ行った。

9月上旬に、医師に呼ばれ「ガンが左側にあるため、心臓を圧迫しており、どうなるか全くわからない。万が一のときに延命治療をするかどうか決めて欲しい」と言われ、HARUKI母と相談して、延命処置をお断りした。

この時点で、HARUKI一族は覚悟をした。

夫婦仲が良かったとは言えないHARUKI両親であるが、さすがにこの現実にHARUKI母も耐えられなかったのだろう。
母は、ほとんど物が食べられなくなった。どこか悪いのではないか、と病院で検査をしたが、幸運なことに特別に悪い病気もみつからず、「ストレスです」という診断を受けた。

9月半ばからは、常時携帯を持ち歩き、「病院からいつ知らせが来るのだろう」と緊張しながらベッドに入る日々が続いていた。

9月30日朝9時半過ぎ。
HARUKI姉から「病院から連絡が入ったから」と電話があり、ダッシュで病院へ。←30分もかからない

姉とHARUKIが病院に着いた時には、すでに父の息はなく、医師がやってきて死亡の確認をし、その時間が死亡時刻となった。

この大学病院、紹介で入院したとはいえ、いろいろ疑問点も多い病院で、「次、誰かが具合が悪くなっても絶対ここはやめよう」と家族で話していたほど。

父が息を引き取ったのが何時頃だったかは、おそらく誰もわかっていないのではないかと思う。

たまたま前夜、面会時間中にHARUKI姉が見舞ったとき、ほんの少しだが、意識があったという話なので、それだけが唯一の救い。

HARUKIは最近の病院事情もよく知らないし、延命処置はしない、とサインをしたのだから、しょうがないのかなぁという気もしないではないが、それにしても死に目には会えるものだと思っていたので、ちょっと驚いたのは事実。

さて、父の具合がかなり悪くなった9月半ばに、HARUKI母が、「実家の近くの葬祭場で式をやりたい」というので、いざというときにあわてないためにそこへ連絡をし、打ち合わせはほとんど済ませてあった。さらに、HARUKI母の「身内と友人だけで」という強い希望もあったので、式は、一番小規模な“家族葬”という形式を取ることにした。

病室から霊安室へ移すまでの過程もなんだかなぁだったが、この大学病院は出入りの葬儀社があり、こちらがお願いした葬儀社さんはまったく中へ入れないので、「霊安室へ何時にお迎えに行けばいいかをお知らせください」と言われていたのも、かなり疑問であった。

で、ここからいよいよお別れの儀式へ向けて怒涛の日々が始まる。

葬儀社さんの素早い対応で(←火葬場の予約が大変らしい)、通夜は1日置いた10月2日の土曜日、告別式は3日の日曜日ということで決定。

HARUKIもHARUKI姉も会社に連絡はいれたが、お花も含めすべての供物は辞退、参列も辞退ということを伝えるのに必死(笑)。

HARUKI「というわけなんで、よろしくです」
テレビくん「ボク達のお香典もダメですかぁ?」
HARUKI「ごめん。お気持ちだけいただきます。あ、会社からの香典だけはもらうから」
テレビくん「は〜い。掲示はどうしますかぁ?」
HARUKI「私が数日休んだ理由を後で説明して歩くのもちと大変なので、掲示はしてください」
テレビくん「了解しましたぁ」

とは言ったものの、やはり以前の職場のコから「お手伝いに伺いたいのですが」というありがたいご連絡もあり、これまた御断りするのがちと心苦しかった(汗)。

10月1日。
HARUKI母が、あいかわらず体調不良で横になったきりだったので、葬儀社と最後のつめの打ち合わせをしたり、参列してもらう親戚に連絡したり、菩提寺に連絡したり、「お骨を置く場所を作らないといかん」「母親を斎場まで連れて行くのはどうするか」「喪服はどうするよぉ」(←いまさら)などHARUKIと姉は、バタバタと過ごした。

HARUKI母は言った。
母「葬儀委員長よろしくね」
HARUKI「司会もお礼の言葉もすべて私?」
母「そうよ」
うわぁ。

もちろん喪主は、HARUKI母である。

〜続く〜


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