HARUKI’s angry diary
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2012年04月12日(木) |
信用できない銀行の場合 |
せっかく電話環境を最新にしたのに、固定電話にかかってくる電話はHARUKI姉からかクマ母から、あとはセールスなのでちょっち悲しい今日この頃のHARUKI(笑)。
で、今日。 さすがに疲労がたまっていたので、定時に会社を出た。 午後6時半過ぎに帰宅し、着替えなどしていると携帯ではなく、固定電話が鳴った。
わーい!わーい!電話だぁぁぁぁ!←いつの時代の人間だよ!
HARUKI「もしもし〜」 おねいさん「三井住友銀行○○支店の××と申しますが」
※これから書く話は、あまりにひどい出来事だったのであえて固有名詞だします(怒)。
おねいさん「遺産が入られましたね。ご愁傷様でございます」
は? なんだ、こいつ? なんでそんなこと知ってるんだよっ!!!!!!!
驚愕したHARUKI。 確かに三井住友銀行の口座に、HARUKI母の遺産というほどでもないが、母の貯蓄を姉貴とわけた多少多めの金額が入っている。 でも、それだって多少高めの宝くじがあたったくらい、totoじゃね〜から残念だな〜(笑)くらいの額。
HARUKI「確かにそうですが、なんでそんなこと御存じなんですか?」 おねいさん「○○支店に、データとしてあがってまいりまして」 HARUKI「なんでそんなこと御存じなのか、聞いてるんです」 おねいさん「高額のお振り込みがあった場合、犯罪に関係していないかお調べしたりしますので、それでわかりました」 HARUKI「どうやって調べたんですか?」 おねいさん:沈黙 HARUKI「母が三井住友に口座を持っていて、閉鎖したとか相続の手続きをしたのなら、わかりますが、母はそちらには口座を持っておりませんでしたが」 おねいさん:沈黙 HARUKI「生命保険会社とか簡保からの入金で判断されたというならわかりますが」 おねいさん:沈黙 これだけヒントを与えてるのに、このおねいさん、全く口を開かない。
おねいさんは、紙をかさかささせてから言った。←書類をめくっているらしい おねいさん「☆☆☆☆(HARUKI姉の本名ね)様からのご入金ということで」 HARUKI「だったら、余計わかるはずないでしょ。どうやって調べたんですか?」
おねいさんは、また数十秒間、沈黙した。
おねいさん「申し訳ございません。改めてご連絡します」 HARUKIが「平日は家にはおりませんので」と言うと、おねいさんは、速攻で電話を切った。
おそらく、銀行はこういうことを日常的に調べているのだろう。まさかとは思っていたが、実際に行われていることをHARUKIは改めて確信した。
HARUKI父の葬儀をした後、たくさんのセールス電話が実家の母の元にかかってきた。葬儀屋さんが言うには、火葬場の名札、葬祭場の看板から遺族を調べて、かけてくるとか。ま、HARUKI父とHARUKI母は同じところに住んでいたわけで、これはしょうがないかなぁと思っていた。
で、HARUKIたちが頼んだ葬儀屋さんは、その辺りしっかりしていて「弊社からは絶対に情報はもらしませんので」と話していた。 確かにそうだなぁと思ったのは、なにしろ、挨拶状などすべてのものに、HARUKIとHARUKI姉の住所や氏名は印刷されていたのに、一件としてHARUKIのところへその手のセールスは来なかったのだ。
ちなみに、今年、就職年齢になった甥っ子にも、就職関係のセールス電話やDMはがんがんくるらしい。 こちらはどこか学校や塾の名簿を入手すれば、おのずと年齢はわかるので簡単。
では、三井住友銀行はどうやってHARUKIが遺産を相続した事実を知ったのだろうか? まず、戸籍。こちらは親族かその手の職業(弁護士とか司法書士とかね)の人しか抄本などの申請ができない(閲覧は出来ない)。だが、住民票は誰でも閲覧が可能(一応、調査とか研究のためとか理由はいるらしいが)。 まぁ、いずれにしても調べようと思えば入手方法はいくらでもある。
ただ、HARUKI母の場合、姉もHARUKIも住民票はそれぞれ違うところにあるし、HARUKIは過去に結婚していたし、HARUKI姉は現在結婚しているので、本籍ももちろん別。
もっと言うとHARUKI母の住所、本籍地とHARUKIの住所、本籍地は別の自治体。
また、実家の登記の名義変更をしたので家屋に関する登記簿を入手すればわからないことはない。というのは、父の死後、母への相続は行わず父から直接HARUKI姉とHARUKIに変更したので、明白と言えば明白だが、実質的には、ここにHARUKI母の名前は入ってきていない。
いずれにしても、一朝一夕には、母の死亡はわからないはず。
まぁ、人口が数百人の地域で、町内の人はすべて顔見知り、町会がすべて把握してます、というエリアならまだしも、この大都会東京では、結構な手間をかけない限り、合法手段では情報は入らないはず。
ちなみに、HARUKIは個人情報保護の法律に関する講義を新入社員にしたばっかりだから、余計敏感(笑)。
百歩譲って、銀行が日常的にこーいうことを組織的に調べていることを容認したとしても「いかにも調べました」ってことがわかる電話を平気でかけてくる三井住友銀行のあほさ加減。 これじゃ、いくら寛容なHARUKIだって、三井住友銀行はまったく信用できないという結論に達してしまう。
元々HARUKIは三井住友銀行を使ってはいなかったのだが、銀行が合併を繰り返し、いわゆる大手都市銀行が数行しかなくなってしまったのでしょうがなく使っている。
うーん、口座しめてすべて他の銀行に移すかぁと思っていたら、また電話が鳴った。
HARUKI「はい」 おばさん「三井住友銀行○○支店、課長の××でございます」 HARUKI「はい」 おばさん「先ほどは失礼致しました。今すぐお答えできませんので、後日改めて御連絡したいのですが」 HARUKI「はい」 おばさん「日中は御在宅ではないということで、日中御連絡出来るところはございますか?」
一応銀行の説明は聞いてみたかったので、「出られるときと出られない時がありますが」と言って、HARUKIは携帯の番号を教えた。
おばさん「本当に申し訳ございません」 いや、別にあやまることじゃないでしょ。こちらは、銀行のやっていることが確認出来ただけでもラッキーだったわけで。 などと言っても意味がないので、とりあえずHARUKIは言った。
HARUKI「おたくが全く信用できなくなりましたので、口座を閉鎖して、すべて引き揚げようと思っていたところです。ま、私みたいな個人口座の一つや二つなくなっても、おたくさまには影響ないとは思いますが」 おばさん「そんなことはございません」←さすが課長、対応はしっかりしている(笑) HARUKI「では、御連絡お待ちしております」 おばさん「申し訳ございません」
銀行なんて、ある意味、信用が命なのにバカだなぁ。
三井住友を閉鎖して、すべて違う銀行に変える手続きの面倒くささを考えると、ちと憂鬱になった今日のHARUKIであった。
Mikan HARUKI
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