HARUKI’s angry diary
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2013年02月20日(水) |
変わること変わらないこと |
年末年始と静養していたので、忘年会やら新年会をぶっ飛ばしていたために会えなかった友人と1月末から、HARUKIは毎週末のように会っていた(汗)。
その友人たちの中で特筆すべきヤツがいる。それはマユちゃん。
彼女は高校の同級生。当時『ベルサイユのばら』が大好きだったマユちゃんのために、HARUKIがたまたま絵が得意だった関係で、彼女の白衣の背中に巨大なオスカル様を描いてあげたりしていた。 高校卒業後はほとんど音信不通だったが、HARUKIの携帯位置ゲー師匠の鉄婆さんがマユちゃんと地道に連絡を取っていたので(鉄婆さんも高校の同級生)、マユちゃんがFC東京サポであることを知り、東京グッズをあげたりしながら旧交をメールだけで(笑)温めていた。 のが去年。
メールのやりとりをしながら、マユちゃんにダンナはいないけど子供がいることをHARUKIは知った。 ちなみに、マユちゃんはベルバラも好きだけど郷ひろみも大好きで、郷ひろみが松田聖子と結婚したのがショックで、気の迷いで結婚し、子供は出来たけど、速攻で離婚したということが、今回会って判明した。
マユちゃん「息子には悪いことしたと思うけど」 HARUKI「ふーん」 マユちゃん「息子は父親の顔も知らないのよ」 HARUKI「へーーー」 マユちゃん「息子が生まれてホントにすぐ、家から出て行ったから」 HARUKI「その後は?会ってるの?」 マユちゃん「同じ会社の人だからさ、元夫」 HARUKI・鉄婆:絶句 マユちゃん「会っちゃうのよねぇ」 いやいやいやいや、マユちゃん、そんな大変なことになってたんだ。
ちなみに、マユちゃんはいまだにベルバラも郷ひろみも大好き。 ちょっと前に開催されていた『ベルサイユのばら』の展覧会にも行ったらしく、分厚いパンフレットを購入してきて、HARUKIに見せてくれた。 マユちゃん「展示してある原画、全部丁寧に読んだわよ」 HARUKI「ほぉ」 マユちゃん「涙出てきたもの」 HARUKI・鉄婆:絶句
HARUKI「で、東京の試合、ホームは全部行くの?」 マユちゃん「行ったり行かなかったり。去年のACLはちゃんと行ったわよ」 HARUKI「ほー」 マユちゃん「雨の日の国立なんて、物好きしかいないし」 HARUKI「え?そんなことないよ。私、雨でも行くよ。ビショビショになるけど」 マユちゃん「あり得ないわよ、濡れながらの観戦なんて」 HARUKI「日本平なんて、屋根ほとんどないし」 マユちゃん「えーーーー、うそーーーーー」←味スタには屋根がある HARUKI「サッカー観戦で濡れるの当たり前だよ」 マユちゃん「山伏の修行じゃないんだから、濡れて観戦なんてありえない!!」 HARUKI:絶句 鉄婆:爆笑
さて、この多趣味のマユちゃんは歌舞伎と文楽が好きで、仕事もそれに関係することをやっている。
ここのところ、歌舞伎の第一人者があいついで亡くなっているので(団十郎とかね)、やはり歌舞伎好きの鉄婆さんとHARUKIは、たわいもない噂話をしていた。 HARUKI「やっぱりさぁ、歌舞伎座、新築してるせいでなんか祟ってるんじゃないの?」←おいおいおいおい 鉄婆さん「確かにねぇ。何が動かしちゃいけないものを動かしたとか」←ノリやすい←具体的だし HARUKI「かもねぇぇぇぇ。ちゃんとお祓いしたのかなぁ」←さらに面白がっている
そこへトイレから返って来たマユちゃんが言った。 マユちゃん「違うわよ!松竹がいけないのよ!!」 HARUKI「へ?なんで?」 マユちゃん「だいたい元々体調が良くない団十郎さんに、京都まで行かせて公演させたり。あの年齢を考えたら、健康体だって無理なのよ」 HARUKI「………」 マユちゃん「勘三郎さんだって、健康診断受けなきゃいけないのに、怖がって受けないからあんなことになっちゃったし」 HARUKI「…………」←それ、松竹のせいか?などとは聞けず
ここで話は文楽の方へ。 マユちゃんが贔屓にしている人形遣いがいて、たまたまHARUKIがその人の噂話を知っていたのですることになった。 HARUKI「○○さん、関西在住の本妻さんとは別に東京に愛人がいて、こっちの愛人がすべて仕切ってるらしいんだわ」 マユちゃん「え?ホント?」 HARUKI「聞いた話だけどね。彼のお師匠さんも愛人宅で亡くなったらしいよ」
するとマユちゃんが言った。 マユちゃん「なんで、アタシじゃないの?」 HARUKI「何が?」 マユちゃん「東京の愛人が!!!!」←どーいう思考経路かまったくわからない発言 HARUKI・鉄婆:絶句
楽しい数時間を過ごした後、鉄婆さんと帰りの電車の中での会話。 HARUKI「マユちゃん、高校時代と変わらないね」 鉄婆さん「うん」 HARUKI「あの頃はあれでかまわなかったけど、この歳になってもまだあれってすごいね」 鉄婆さん「一生変わらないと思うよ」 HARUKI「そうかぁぁぁぁぁ」
普通は年をとるといろいろ変わっていくものだが、変わらないのもそれはそれでスゲーことかもとちと思ったHARUKIであった。
Mikan HARUKI
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