HARUKI’s angry diary
DiaryINDEXpastwill


2013年06月04日(火) 続 HARUKI、皮膚で困難を極める(笑)の巻

化粧品でこれだけ苦労していたHARUKIだから、もちろん髪につけるものもかなり苦労していた。

パーマもかけられないし、ヘアカラーも普通のはダメ、シャンプーはカツウラでなんとかしのいでいたが、ムースなどは地肌がかゆくならないものを探すのに何年も苦労していた。

たまたま、美容師さん本人がアレルギー体質で苦労しているために、かなり使う薬品やシャンプーにも気をつかい、カラーも地肌につかないような染め方をしてくれるという店をみつけ、そこに何十年も通っていた。

ところが、やせて体質改善をしてからは、そこの美容院で使っているシャンプーも頭皮につくだけでピリピリするぅぅぅぅ、というくらい合わなくなり、ちょっち困っていた。

たまたま、顔のことで皮膚科に通い始めた頃に美容院に行く時期になった。

相談がてら行くか〜と思って予約の電話を入れると、新しい従業員さんが電話に出て、もちろんHARUKIの名前を言っても何十年来のお得意様という認識もなかったのだろう、HARUKIが行きたい日の予約が取れなかった。

そんなに繁盛してるならいい機会だから、新しい美容院に変えるかぁとHARUKIはネットで検索をかけた。

するとHARUKIの家の最寄り駅から二つ隣の駅に、アレルギー体質の人いらっしゃい〜(笑)みたいな美容院を発見。

電話をして事情を話すと、飛び込みに近いHARUKIに、希望の日の早朝に予約を入れてくれた。←非常に混んでいるので無理しないと入れない

4月末の土曜日の朝8時半。
わらをもすがる思いで、HARUKIはその美容院へ行った。

店長さんは男性で、なんでそんな美容院をやっているかというと、これまたご本人はアレルギーがひどくて、最初美容師になったときは気づかなかったが、仕事をしていたある日、呼吸困難で倒れたんだそうだ。
理由は使っていた種々の美容液(化学薬品)の成分を体内に蓄積してしまったことによるアレルギー反応。でも、美容師の仕事を続けたいと考えた彼は、“化学薬品を排除する”をモットーに、ヘナほか自然物をメインで使う美容院を開業したらしい。

HARUKI「ヘナも肌にはよくないって聞いたけど」←以前の美容院のにーちゃんが言っていた
店長さん「普通の美容院で使っているヘナは、本来のヘナではないんです。ヘナも入ってます、という程度の薬品です」
HARUKI「私、アロエもダメだし、自然物だから大丈夫というわけじゃないんですけど」
店長さん「人それぞれアレル源があるので、ダメなものは排除して、大丈夫なものでやればいいんです」←皮膚科の医者と同じこと言ってるし

ちなみに、ヘナだけで染めても色は茶色というよりオレンジ色になってしまい、もし黒く染めたいならインディゴを混ぜて染めるんだそうだ。
さらに、この店では、基本的にシャンプーは使わず、酸かインドから取り寄せているというハーブで洗う。水も水道水ではなく、高イオンの水(?)。店長さんいわく「本来髪は、水で洗うだけで十分きれいになります」。

HARUKIはまだヘナをやるつもりもなかったので、肌に刺激が少ない染料で髪染めをしてもらことに。

店長さん「地肌に染料が着かないように、地肌から数ミリ上から染めますので」
HARUKI「お願いします」
店長さん「染料が直接地肌につかないように防御のジェル塗りますので」
HARUKI「お願いします」

この手のことは以前の美容院でもやっていたが、塗り方というか使っている道具がもう全然違う。
これならちゃんと地肌の防御になるなぁとHARUKIは感心して見ていた。

染め終わった後、時間を置き余分な染料を洗い流す。

HARUKI「肌がひりひりするんですけど」
店長さん「酸、ダメですかぁ? 次はハーブで洗いますね」

いや、普通にシャンプーしてもらっていいんですけどぉ(滝汗)。

帰りがけに「このシャンプーがダメというお客さんは、今のところ1人しかいません」というシャンプーの宣伝をされた。
成分を見るとアロエが入っている。

HARUKI「ダメだ」
店長さん「そーですか、わかりました」
HARUKI「他の肌の弱いお客さんに、化粧品はどこのメーカーのを使っているか聞いておいてくれる?」
店長さん「あ、確かに興味ありますね。了解しました」

こうして、なんだか極端にナチュラル系美容院(笑)でのカラーとカットは終了。いつもならカラーをした後は、数日かゆみが続くのだが、この時はほとんど影響がでなかった。
うーん、いいかも〜。

1カ月後の5月末。
また美容院に行く時期になった。
予約の電話を入れると「ちょっとお待たせするかもしれませんが、いいですか?」と言われながらもこちらの希望の時間に予約が出来た。

店長さん「その後、いかがでしたか?」
HARUKI「快調だった」
店長さん「それは良かったです」
HARUKI「化粧品の調査してくれた?」
店長さん「しましたよ〜」
HARUKI「で?」
店長さん「みなさん、“お化粧はしていない”んだそうです」
HARUKI「えぇぇぇぇぇ、そーなの?」
店長さん「“長年すっぴんだから、周囲の人は化粧してると思っているかもしれないけどしてないのよぉ”」←別にものまねしなくても(笑)
HARUKI:絶句
店長さん「肌に負担がかかるようなことはしたくないんだそうです」
HARUKI「なるほど〜。みなさん、大変なんですね」
店長さん「ウチのお客さんですから」
わかってるって!

HARUKI「前髪切ってもらおうかなぁ」
店長さん「わかりました」

カットの後。
HARUKI「おかしくね?」
店長さん「若くなりましたね」
手伝いのおねーちゃん「ホントだぁ、若いですよぉ」
はいはいはい、ありがとうねぇ〜。

それにしても、美容師さんが変わると髪型も多少変わるんだなぁ。←多少なのが悲しい(笑)

ちょっち新鮮な気持ちになったHARUKIであった。

帰りがけ。
店長さん「ムースの変わりに髪につけるモノがありますので、いかがですか?」
すすめられたものをみると平べったい缶に入ったワックスのようなもの(汗)。

「手のひらに取って、手をこすり合わせると溶けてきますので、それから髪につけてください」と店長さんはやってみせてくれた。

本来ならムースも使いたくないのだが、HARUKIの髪は何かつけないと爆発状態(笑)。そこで、このワックスのようなものを購入。
成分を見ると蜜蠟とたくさんのハーブが入っていた。

ちなみに、今まで使っていたトリートメントも使えなくなってしまったHARUKIは、医者にすすめられた化粧品会社が出しているオイルリンスを使うことに。

よくこれだけマイナーというかマニアックな化粧品類そろえたなぁ、と化粧台を見ながらシミジミしている今日この頃のHARUKIである(笑)。


Mikan HARUKI |掲示板へ

ランキングなるものに参加しています。お気に召したら投票をお願い致します(汗)。↓


My追加