やまねこの日記
週末食べ物日記

2004年02月27日(金)

歩きに行こうとして庭に出たら、沈丁花の匂いが(ほのかにだけど)していた。でも空気は冷たい。月も星も磨き上げたようだ。

今日も帰宅がちょっと遅く、帰らない私に代わり息子が夕食の肉を焼いたらしい。私が「ただいま」と帰ると、自分が焼いた肉が一番おいいしいと息子は笑っていた。

「大切なことはすべて食卓で学んだ」(ルース・ライクル)
食べることで、料理することで、自分自身を作り上げていった人の話しだ。この中にちりばめられた料理。クラッカーをくだきショートニングで揚げる牡蠣フライ。さくさくのベリーのタルト。ぱりぱりのペイストリーの皮をやぶって黄身が飛び出すチュニジアのブリック。クレタ島のおばあさんが出してくれた乾燥イチジクとアーモンドの入ったヨーグルト。ほろほろくだけるビスケット。母親との確執はすさまじいばかりなのに。

私の方は明日は豆のサラダを作ろうと金時豆を水に浸す。
いただきもののマロンペーストをどうするか、ビスケットに焼きこんでみようかな、と思っている。

夫はボランティアでHPを作っている。もうすぐ公開である。


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