一昨日に引き続き仕事を30分早く切り上げ父の病院へ行く。 父さらに痛みが緩和されている。 座っていてももう痛くないという。 この調子だったら来週の半ばもしくは後半には退院させてもらえるらしい。 いやー、効いたねぇ、放射線。 骨転移して痛みが出ている人に教えたい。 放射線があるよって。 モルヒネが合わなくてゲロリンの人にも いつか慣れる時が来るからがっかりしないでって。 (父は未だに吐き気止めのお世話になっているけど。) 父の余命も聞いて知っているけど、でも今が痛くなければいいんだ。
父の晩御飯の残り(ほとんど手付かずで残っている)を食べる。 父の入れ歯を洗い、うがいをさせる。 なかなか歯を磨くということが難しいらしい。
ナースステーションに食器を下げに行き、食べた量を申告する。 私はまだ食べたりないので売店にパンを買いに行く。 ついでに本屋をのぞく。 さすがに病院の本屋だ、普通の書店なら雑誌が置いてある入り口あたりに 病気の啓蒙書みたいなのが(雑誌の体裁)がおいてある。 タイトル『気になる 肺がん』 肺がんみたいな重大な病気に「気になる」なんて控えめな形容詞で いいんだろうか? 私が肺がんだったら、気になるどころじゃないよなー、 『どうしよう! 肺がん』とか『なんとかして! 肺がん』 ってかんじだ。 父の部屋でカレーパンとチョコレートパンを食べて帰る。
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