WHITESTONE
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2004年11月19日(金) 貧乏生活

就職して、1人暮らしを始めた頃、月給は手取りでなんと10万に届かなかった。

家賃、光熱費などを払うと冗談みたいな金額しか手元には残らない。

だから給料日前の1〜2週間はかなり過酷だった。

よく食べたメニューは

ごはんとインスタント味噌汁のみ

ごはんと納豆

ごはんと卵

スパゲッティ麺のみ塩味

スパゲッティ麺のみマヨネーズあえ

スパゲッティ麺のみしょう油味

このあたりを1日ごとにローテーションを組む。
んー、人間って結構生きていけるものだね。
慣れると平気になってきたりして・・・
僕、結構適応性あり。

でも、栄養面から考えれば最悪なわけで、
やはり風邪をひきやすかったようです。

確か真夏の新潟祭りの最中に40度の熱を出したことがあります。

その時は花火の「ドーン、パラパラパラ」という音が聞こえる中誰の助けも来ず、もう意識もモウロウ。

「あー、俺このまま死ぬかもー」とか思いながら眠りに
落ちていきました。



そのとき夢を見たんだね。



保育園のころ仲の良かった「よっちゃん」という
男の子がいましてね。もう顔も覚えていないの
だけれど、確かに「よっちゃん」だってのはわかった。

彼が昔走っていた新潟交通の電車に乗っていて僕を呼んでいる。僕も懸命に走っていって黄色と緑色のツートンの電車の所までたどり着いたのだけれどドアがない。
入り口のない電車の中から僕を呼ぶ「よっちゃん」

ベルが鳴る。
そして電車は走り出す。

1人白根駅に残される僕。
小さくなっていく電車。



そこで目が覚めました。


あの時、僕が電車に乗っていたら・・・



そう、「よっちゃん」は保育園のころ水の事故で亡くなっていて、もうこの世にはおりません。



う〜、寒っ!

貧乏って怖い。




yun |MAIL

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