WHITESTONE
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2005年02月10日(木) ナショナリズム満開

サッカー日本代表、勝ちましたね。
良かった良かった。僕は仕事で見れなかったのだけれどね。もう帰宅したときには試合は終わっておりました。で、我が家もサッカーの話で盛り上がっているのかと思ったら、テレビは「トリビアの泉」でした。

僕:「あれ、サッカーは?」
義母:「日本勝ったよ。でもね、今それどころじゃないの。行けーっ!日本っ!」

僕:「?????」

義母&息子:「今ね、世界のカブトムシでどれが一番強いか勝負してるの。でね、日本のカブトムシが決勝まで進んだのよ。ウリャー、倒せー」

どうやら日本のカブトムシが自分よりも大きな海外のカブトムシを撃破して決勝まで進み、最後の対戦は世界最大のカブトムシと言われているヘラクレスオオカブト。

曙vs角田みたいです(この対戦も決定したそうで・・・)
もう見た目からしてイジメのような2匹の大きさの違い。
2本先取した方が勝ち。最初の1本はあっさりとヘラクレスの勝利。

僕:「いやぁ〜、やっぱムリかぁ〜。相手がでかすぎるねぇ。あんなの持ち上げられねぇよ。」

2本目、日本のカブトムシは1本目で学習して相手の横へ回り込もうとしている。カシコイ!ヘラクレスも横へは入らせまいと必死に方向転換。

我が家一同:「行けぇー!ニッポンー!ブラジルぶっ飛ばせー!」

もうカブトムシうんぬんではなく、国vs国の戦いになっております。たかが虫対決なんですけど・・・

で、2本目、日本のカブトムシがツノを相手のツノの下に入れたかと思うと一瞬であの巨体を場外へフッ飛ばしてしまいました。もう我が家は歓喜の嵐です。全員サッカーのことは忘れてます。

「ヤッター!ウォー!スゲー!ニッポン勝ったー!」

決してサッカーでの歓声ではない。近所で勘違いされてるかも。しかもまだ2本目を取っただけ。さあ最後の3本目です。お互い高い学習能力があるようで人間の試合並のかけ引きをしております。

一瞬のスキをつきヘラクレスが日本のカブトムシを横からはさみ上へ持ち上げます。カブトムシも必死に抵抗。ギリギリと締め上げられるのを耐え、フッと力が緩んだ隙に抜け出した・・・

しかし背中から落ちてしまい残念ながら負け。お腹から落ちていれば・・・

それでも非常に楽しめた戦いでございました。
今朝も「昨日の試合はおもしろかったねぇ」と皆言っておりましたが、サッカーのことではないのは皆承知。
もう我が家は日本が応援できれば何でも良いようです。


yun |MAIL

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