WHITESTONE
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2005年02月12日(土) うちの奥さん初試合

新潟市体育館で剣道の大会がありましてね、
一般女子の団体戦に人数が足りないとのことで
かり出されたわけです。息子と共に習い始めて
まだ1年ほど・・・まぁ勝てる可能性は低い。
それでもデビュー戦です。気合で粘れよぉ、と
送りだしたわけです。

その後息子を連れて応援に。
久々に新潟市体育館へ行きました。
かなり老朽化が進んでおります。うちの奥さんの
知人が設計、建設に携わったらしく
「昔はパソコンなんかねぇから、地面に図面とか計算式とか書いて建ててたよぉ。建設中に2人ぐらい死んだねぇ。」と言ってたそうです。なんかコエェ。

さて、うちの奥さん団体戦トーナメント5試合目。
しばし待った後に登場してまいりました。
相手は某大学の女子剣道部。でもうちの奥さんの試合の前に、早々に3勝して勝ち越し決定。これは気楽に挑めるかも?

さあ、登場です。

???あれ?

???ん?

相手がいねぇ。
あれ?うちの奥さんも戻っていっちゃった。
え?何?不戦勝?デビュー戦不戦勝ですか?
まわりの皆さんは「勝ちは勝ちだよ。おめでとう」
と言ってくださいますが・・・なんだか拍子抜け。
でも冷静に考えると、息子の初試合の時と同じく、次の試合で初めて戦う相手は勝ちあがってきた強い相手ってことです。親子でそんなところが同じになるとは・・・

その後しばし休憩。お弁当食べて気合入れなおし。

さぁ、次の相手は某高校の女子剣道部。先ほどは女子大生でしたから相手はもっと若くなります。大学生を撃破したのなら高校生など・・・


というのは甘かった。


先鋒から立て続けに3連敗。スピードが違う。先ほどの女子大生たちなど比べ物にならないぐらい。そして応援団も「ウォー!!」と一つ一つの動きに歓声を上げておりました。これは相手が悪い。

うちの奥さんの試合です。声を張り上げ結構気合を出しておりました。後で聞いたのですが「わけぇからって調子ん乗んじゃぁねぇぞぉ〜!!ウリャー!」とか言ったかも・・・という弁。30代半ば、魂の叫びと受け取りました。

とにかく後へ下がらないで押しまくれとの指示があったようでガンガン前へ出てました。結局2本キレイに取られてしまいましたが、皆さん「あれで良し」とのこと。試合後は皆さん「相手が強すぎますぅ。ムリムリ。」と笑っておりました。

主婦のお気楽剣道教室ですから負けても「いやぁ、まいったねぇ、がっはっはっは・・・」という雰囲気なのですが、戦った相手の高校生チームは勝ったにもかかわらず監督から「なんだあの試合はぁぁぁぁ!」と正座し説教されていたとのこと。特にうちの奥さんと対戦した生徒はかなり叱責されていたようです。

学生スポーツはそういうのもアリなのかもしれないけれど・・・
なんだか気分は良くないねぇ。
褒めてやれよぉ。


yun |MAIL

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