WHITESTONE
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実家の僕の父はいわゆる「アル中」である。 今はアルコール依存症とか言うんですか・・・ 数年前に前立腺ガンの手術をして、それをキッカケに酒はやめてくれるかとも思ったが、周囲の期待も空しく今も父は飲み続けている。
それでも年の為か、又はその病気による手術のためなのか、飲む量はそれなりに少なくなったらしい。少し飲むとすぐに寝るようになったそうだ。 だが、年に何回かは飲みすぎて大暴れすることがあり、母や弟夫婦たちは手を焼くようだ。
元々仕事は職人仕事で飲むのも仕事のうちなどと平気で言う人たちばかりである。今でこそ、そんなことは許されないが昔は仕事中に景気づけとか言って飲んでたこともあった。夏になると「あちぃ〜、やってらんねぇ、仕事やめて一杯飲もってぇ〜」なんてことは珍しいことではなかった。
ただ、父の場合、威勢がいい割に実は小心者なところがあり、それを隠すというか悟られまいとして飲んでいる部分も多々あったようだ。それに意外に寂しがり屋なところもあるのだが、それも人にはそう思われたくはないらしい。
仕事の時間なので「つづく」
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