小豆の日記

2005年10月14日(金) 和らい

健康診断。
今日が一番都合がよかったので、絶対に行かなくてはいけなかった。
なのに起きてから45分では出発できず。
ちょっと焦った。
まあ、間にあったからよしとしよう。

ということで、懸案事項が無事に片づいたので、
神戸屋でのんびりとブランチを食べ、東京芸術劇場へ。
へさべさだ〜。

お豆腐の和らい。
切符のもぎりもパンフレットを渡すのも、みんな茂山家の人たちがやってた。
茂さんにもぎってもらったよ。わーい♪

今回は謡が中心。
今まで、謡は自分には分からないもの、と思っていた。
でも、今日みたいにある程度筋が分かっていると、
注意深く聞けば何となく分かるので、面白かった。
謡の内容も狂言っぽい。
(これはパンフレットを見た相方が言ってたんだけど、確かに。)
毒気&おかしみがある。

正邦さんの「祐善」と松本さんの「蛸」がよかった。
”さま”になってた。
千之丞さんの、やたらあっさりした小舞も印象的だった。
ただ、ちょっと地謡がバラバラだったように感じた。
今回は小舞の数がめちゃくちゃ多かったから、仕方ないのかな。

でも、やっぱり狂言「お茶の水」が圧巻。
面白かった〜♪
なんたって、おじいちゃん出てたしね。
他の配役も自然な感じ。
そうそう、もぎってもらったから言うわけじゃないけど、茂さんって上手い!
声がすごく通るし、何をしゃべっているのかが分かりやすい。
(声質のせいなのか、発声法のせいなのか。)

ここのところ、いたるところで金木犀のいい香りがしていて、
ああ、秋なんだなあ…と思っていたけど、
(今年は、いつもの年よりも金木犀の香りを意識してしまう。何故?)
今日はスモーキーな匂いがした。
ひんやりした空気とこの匂いは、秋ならではのもの。
(秋というよりも、晩秋かな。)


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