まみいの日記
DiaryINDEX|past|will
昨日は母の日だった。うちはいつのころからか夕飯の支度 後片付けを子達でやってくれるようになり 夜はゆっくり過ごすことができる私は 一日で終わってしまうのが残念でならない。できるなら 母の週間とでも名づけてうちだけでも 1週間続けたいと思ってしまう。 勿論子達に却下されてしまうが・・・。
5/10から 愛鳥週間が始まった。 これは1週間続く・・。いいなあ。 千代田区にある三井物産ビルのあの有名となった 人工池で 今年も6羽のカルガモのあかちゃんがうまれたという。 ここにカルガモが来るようになって 20年目になる。 道を渡るカルガモの親子に 車もストップして運転する人々も 目を細めながら見守っている。まことに愛鳥週間にふさわしい一場面だ。
今日 TVで似たような しかし状況はまるで違う場面を見た。 日光の赤ちゃんサルが道の真ん中で誤って車に轢かれてしまい 途方にくれた母サルが車が通っているにもかかわらず そのそばに寄り添っているのだ。
あたりは次第に暗くなり 自分の身の危険も感じたのか もう我が子は死んでしまったのだと納得したのか 子ざるをすばやく草むらに運んで一晩一緒に夜を過ごしたという。
今 日光ではサルの被害がエスカレートしてきて 問題となっている。 山を切り崩してゴルフ場やリゾート地にするべく開発したのが サルが里に下りてきた原因とされている。
上野地区はせっかくの農産物が食い荒らされ 死活問題にまでなっており ここはサルを捕獲した場合 殺傷しても良いと許可されている。 ある日 取り付けられた檻に 一匹の母ざると3匹のこざるが捕まった。 まだ小さい1匹のこざるは ちいさく震えていた。
銃を持った係りの人が近づくと なんと 母ざるがその体を大きくして立ち上がりこざるを背中に隠しているではないか。 人とサルと どちらも生き延びる為に必死になっている姿だった。
母は自分の分身ともいえる子を 命をかけて守ろうとする。それは本能からともいえる。 しかし最近の新聞には 本能を無くしたヒトの母が子を捨てる記事が載り 胸が痛くなる。
私の母が私に(多分真剣に) そして私も子達に(ちょっと 冗談めかして)言いつないでいる言葉がある。この言葉を聞くと 私はいつも 自分のことをちょっぴり反省する。
親の恩は海より深く 血より濃し。
まみい
|