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■ 都会暮らし、田舎暮らし。
『一人暮らしをしている人、どんな生活を送っていますか。自由を満喫してますか?それともちょっと寂しくなったりします? また、自立に憧れているひとでもOKです。一人暮らしについて、書いてみてください。』
ということで一人暮らしについて思うところなんかを。 生まれてこのかた、長岡以外に住んだことが、ほぼ、無いに等しいのですねー。 高専も、勤めも、大学も、すべて自宅から。 だから、憧れましたよ、一人暮らし。
少し前、大学に女子寮ができました。 3年から4年になろうとする年の冬で、学部生のみ入寮可能ということでした。 入寮者を募集していたので、冗談で希望を出していたら、通ってしまいまして。 冗談だとも言えず、入ることにしました。 親は心配してたみたいだけど、いちおうバイトもしてたし、何とかなるだろうと思って。 中は、狭いながらほぼワンルームマンションのようなつくりでした。 キッチンもあるのよ。 男子寮とは大違い(笑)。 ここが3000円/月くらいで住めるんだからびっくり。
でも、近所に彼氏が住んでいるので、そこに行って料理をする方が経済的にオトクであることに気づいたんですね。 結局キッチンはほぼ使わなーい状態に。 そして、正確には一人暮らしじゃない一人暮らしは、入寮7ヶ月で突然終わりを迎えることに。
わが大学が、決定的に他大学と違うところだと思う行事である『実務訓練』。 企業や行政の機関などで、4〜5ヶ月の間、テーマをもらって研究をしてくるという、最近流行のインターンシップの長期版みたいなものです。 大学院進学の決まった学部4年生が行ってきます。 ワタクシもこれに行くことになりまして。 10月から翌年の1月いっぱいの丸4ヶ月。 しかも場所は千葉市。勤め先は江東区なんですが、寮が千葉市だそうで。 急遽、引越しをしなければならなくなりました。
実は、先ほども言ったとおり、何もかも初めてなんです。 引越しなんて、テレビでしか見たことない。 そこで登場したのが、彼氏(笑)。 彼は、子供のころから引越し経験が豊富な人でして。 荷造りの方法とかノウハウがあるらしく、かなり手伝ってもらいながらぎりぎり終了。 クロネコの『ぼくの引越し』に積んでもらって。 たかだか4ヶ月の研修のために!片道2万5千円くらいかかったと思います。
そこの寮は、食堂がありました。そして各階にも共有のキッチンがついています。 ホテルみたいにきれいなところで、部屋の窓も大きく、ベランダにも出られます。 普通列車でも1時間かからずに東京駅に出られるし、千葉駅まではモノレールで5分。 後で知ったことですが、千葉駅には歩いても行ける距離だったようです。
「これが都会というものか」というのが正直なところ。 通勤ラッシュも体験し、お休みの日はひとりで外出(これは特に珍しくもないが)。 とにかく出歩いて街を探検しました。 必需品は、地図と、時刻表。 あと、ありがたかったのは定期券。 寮の最寄駅である京葉線ちばみなと駅から新木場駅まで持っていたので、 ちょっくら隣の稲毛海岸駅のジャスコに行こうとか、幕張でアウトレットモールを見ようとか、浦安のイクスピアリ行こうとか、 ホント、めちゃめちゃ便利だった!! 額面の2倍くらい平気で使ったと思う。 ありがとう京葉線。
ひとりで木更津まで電車で遊びに行ってきたことも。 木更津高専が見たかったのです。見るだけ。
もちろん寂しかったときもあるけどね。
それでも、月に2度くらい彼氏が遊びに来てくれたから、よく遊んだよ。 ちょうどクリスマスに来てくれたときは、自分で言うのもなんだがすごかった。 お台場の観覧車、ミレナリオ、そしてクリスマスケーキ。 研修の親方は「カンペキだな」と言ってました。 知らない土地だったけど、2ヵ月半、情報収集した賜物ですよ。 また別のときは、レンタカーで銚子にも行きました。 途中、成田空港に入って飛行機を見たりして、すごく楽しかった。 次に機会があれば、横浜に行きたいな。
しかし、大きな声では言えないけれど、ワタシがこの研修で京葉線沿線に住んでてよかったと思った最大のイベントは、年末のアレ(爆)。 みんな、りんかい線に乗るために東京駅から下り線で新木場駅に来る。 ワタシは例のごとく定期でちばみなとから上り線で新木場へ。 車内、思いっきり空いてるんだよ。 このときワタシは、勤めて住むなら千葉だと思った(笑)。 ブラボーですよ、京葉線。
研修に行った4ヶ月で学んだこと。 それは、都会の便利さ。 でも、新潟のお米、食べたかったのは事実です。 結局、離れられないんだろうな。ずっと。
2002年07月08日(月)
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