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■ 印象の強い人間とは。
顔を覚えられやすいというか、仲良くなりやすいというか。 これが私の特筆すべき点のようです。 本人は特別目立つことをしているという自覚がないだけにどうしてみようもないのだけど、 周りからはとても特徴的みたい。
私が大学に入ったとき、学部3年の分際で修士2年に友達が多かったので(歳が同じだから仕方ない)、 学内で上の学年の友達としゃべっていると、それを見つけた先生がやって来て、 そこで先生に紹介されたりした。 実験で3〜4回会っただけの先生(授業は選択してない)に話しかけられたり。 授業でも特別一生懸命に聞いたり、一番前に座っていたりするわけではないのに、 すっかり名前を覚えられたこともある。 これが今の研究室のボスなんだけど。 技官にも、助手にも。果ては売店のお姉さんまで。 なぜかみんな、私のことを知っているのよ。
でも、こういう状況になったのがいつからかははっきりしない。 顕著なのは、7年くらい前、妹が高専の入試で面接を受けたとき。 私は5年生で、もうすぐ卒業だったのですが。 面接官は面接が始まるなり妹に「化学科にお姉さんがいますね」と言ったらしいのよ。 ちなみに妹は電気科を受けているのです。 なぜ?どうして電気科の先生が私を知っているの? こればっかりは今もナゾです。ていうか妹がかわいそうな気がするんだけど! 妹が保育園からもらってくる絵本の名前の欄に私の名前が書かれてて、 上から横線で消されて妹の名前に直されていたという事件もあったらしいから、 もうこれはもう生まれたときからそういう子供だったのかもしれないなぁ。 この件については、理由を親が先生に聞いたところ、 「ともみんちゃんの印象が強くて、つい書いてしまった」 と話したということだから、恐ろしいものだ。 やっぱり妹がかわいそうだ。
ところで最近また新しい人と知り合いになった。といっても先生なんだけど。 TAをやっている授業の元締めの先生で、いい感じに歳をとっていらっしゃる。 ほとんど真っ白い(と思われる)髪を見事なまでに白髪染めで黒く染めておられるのですが、 眉毛やひげが白いから、髪が微不自然に見えちゃうかわいい人です。 今度会う機会があったらやんわりと言ってみようかなとか考えちゃう。 染めない方がステキですよとか。 全然やんわりじゃない(笑)。
こんな特徴があるにもかかわらず、 今までいくつも面接を受けて受かっていないところを見ると、 こういう特徴のある人間は今の世の中には必要ないということなのだろうか(涙)。 少なくとも受けた会社には必要がないということは確かだからねえ。 もったいなかったと思わせるような人間になりたいものだよ。
2002年09月10日(火)
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