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■ 愛読書「STUDIO VOICE」
2002年04月19日(金)
僕がよく買っている雑誌の1つに「スタジオヴォイス」という雑誌があるのですが、この雑誌はまあ、一言でどういう雑誌なのかと説明するのは難しいのですが、そうですね、毎月色々な特集を組んで、そのことについてとてもマニアックに突き詰められている雑誌といえばいいでしょうか。 紙面のデザインは好みもありますが、決まったフォーマットというものがなく、どの号を見ても同じデザインは1つもないというような、それはバラエティに富んだ紙面デザインです。 またこの雑誌、元々の母体がかの「流行通信」なので、挿入されている広告もイタリアやパリを始めとする世界の超有名ブランドばかりで、「流行通信」と言うだけあって広告を見るだけでもおしゃれな気分に浸れます。
今日買った号の特集は「ファンタジー」で「ロード・オブ・ザ・リング」「ハリー・ポッター」「モンスターズインク」はもちろんのこと、シュワちゃんのデビュー作「コナン・ザー・グレート」や「スターウォーズ」「E.T.」「千と千尋の神隠し」、それに「キャスト・アウェイ」や「トゥルーマン・ショー」、はたまた「聖戦士ダンバイン」「マルコヴィッッチの穴」「ファイトクラブ」までもがファンタジーに位置づけられていたとは知りませんでした。 しかもこの雑誌自体ががかなりのサブカルチャーだから、対象となるものがメジャーだろうがマイナーだろうが関係なく本音で書かれているから寸評も厳しい!それまで自分が思っていた様々な作品に対する価値観がことごとく否定されてしまいます。 もちろん「そうそう、そうだよなあ」と共感できる部分も多くあるのですが、ほとんどは「いや……確かに言われりゃあそうだけど、そこまで書かんでも……」と思うようなものばかりです。読み物としてはとても面白いけど、自分の信じる価値観を大切にしなくてはいけませんな。マスコミュニケーションに流されないように……。
それにしても毎号毎号、すごい雑誌だ。といいつつうちにはもう「スタジオヴォイス」が50冊以上貯まっています。
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