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2004年11月01日(月) ボランティア

昼間働いてる予備校には、夜大学生のバイトくんたちがやってきます。
そのバイトくん達は、今、5人いるんだけど、5人が5人ともまったく違うタイプなんです。
十人十色とは言うけど、絵に描いたような五人五色(笑)

その内の一人の子(経済学部)が、もう一人の子(電子工学部)の子に、突然
「なあ、新潟にボランティアに行かん?」
と言ってたらしい。
その会話を聞いてた人から聞いた話ではあるんだけど、普段、そんな感じは全くないのに、その発言のあまりの素晴らしさに、何気に感動しました★
どっちかって言うと、工学部の子は、めちゃめちゃ秀才タイプで、かなり頭が良くて真面目そうなんだけど、その子は「行きたいのはやまやまだだけどね」とあっさり断ってその話は終わったみたいです。

もちろん、ボランティアを断った方を責める気はありません。
・・・私だって、震災の報道を見て心は痛いけど、だからって、まとまった募金も出来ないし、ボランティアに行こうなんて思いもしませんでしたもん。
でも、そうだからこそ、「ボランティアに行こうか」と思っただけでも、スゴイ事だな!って思ったんです。
そんな事、なかなか友達に言える事じゃないって気がしますもん。
人は見かけによらないというか・・・今時の若者も、捨てたもんじゃないですね★

きっと、こんな風に、実際は行けなくても、ボランティアに行きたいと思ってる人も世の中にはたくさんいるのかもしれません。
行こうと思っても、大学生で学校もあるし、新潟までの交通費などの事を考えても、簡単に行ける事ではないですもんね。
だからこそ、そんな人達の思いも含めて、新潟の方々が普通の生活を送れる日が早く来るといいなあと、改めて思いました。


BUNP OF CHICKEN「ロストマン」



薫 |MAILHomePage

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