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2005年01月11日(火) 補強

先週、ホークスがメジャーリーガーの入団決定の発表をしました。
トニー・バティスタ選手と、ホベルト・カブレラ選手。
バティスタ選手にいたっては、2年で15億だったかな?
これを知った時は、ただ単に、
孫社長ってば、やっぱりお金持ちだね〜。
って思いました(笑)

ふとした事から、職場で、この補強の話題になったんですが、その時に、野球好きの人が、「でも、これやったら、その内、巨人みたいになってしまいそうでさみしいなあ。ホークスの田舎な感じが良かったのに」と言ったんです。
もちろん、決して「ジャイアンツが良くない」という意味ではないんですよ。
そうやって、スター選手がたくさんいて、強くて人気のある球団である事は素晴らしい事だと思うし、そのためのお金だってあるんだもん。
ただ、今まで、お金がない球団だったホークスが、お金持ちになったからって、それで新しい大物選手を雇ってきて強くなっても、なんだかさみしいという話です。

これと同じ気持ちのファンの方も多いみたいです。
公式HPのBBSとかにも、そんな書き込みが多かったし・・・。

私はというと、ソフトバンクになって、とにかく、今までみたいに、お金の面で選手の維持が難しくなる心配をしなくて良くなった事が、嬉しかったんです。
なので、こんな風に考えた事がなかったので、この人の発言は、まさに“目からウロコ”状態でした。

私は(というか、多分、ファンの大半は)ダイエーでなくなった事は、本当に残念なことだけど、何より、自分達が大好きなホークスが変わらずあり続けてくれる事が嬉しいんです。
オーナーが「歌にしろ、名前にしろ、これほど根付いているとは思わなかった」とビックリしてましたが、それだけ、今までのホークスを好きで応援して来た人達がたくさんいるって事なんだと思うんです。
それだけ強くて、人気のあるチームなんだと思うんです。
だから、また、今のチームで勝負して欲しかったんだと思います。
きっと、みんなホークスが好きだからこそ、「世界一のチームを作る」と、大型の補強を始めた事が、自分達から離れてく気がして複雑な気持ちなんじゃないでしょうか。
それだけ地元に密着してきて、みんなに愛されてきて、今のホークスが出来たんだと思うんです。

今回のメジャーリーガーの入団によって、確実に試合に出れない選手が増えます。
でもきっと、そんな競争の中で、たくさんの選手がもっと強くなっていくんだと思います。
監督だって、メジャーリーガーだからって特別扱いはしないはずだもん。
最初は、私もちょっと「さみしいな」という気持ちになりましたが、今は、なぜだか「ホークスは大丈夫!」と思っています(笑)
これは、なんの根拠もない自信ですけど(笑)
きっと、今年もまた、ホークスの試合を見て楽しい一年がおくれるに違いないんです★
それでいいや、と思います。


一青窈「年年歳歳」




薫 |MAILHomePage

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