書泉シランデの日記

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音楽よた
2004年11月11日(木)

今日は車で仕事に出かけたので、本が読めなかった。あと50ページくらいだから、電車だとすぐに読み終えられるのに、ちょいと残念。

フィッシャー=ディースカウがブレンデルと録音した「冬の旅」を聞きながら、運転して、sの子音にぞくぞくする。stと続くところでtの息が漏れるのも相当ぞくぞくもの。う〜、そんなにささやかないでよね。

この間買ったCD、赤いほっぺのアンスネスのモーツァルトpf協奏曲が思いのほかきれい。エレガント。ノルウェー室内オーケストラなんて聞いたことがなかったけれど、弦が大変美しくて、アンスネスのpfがそこにうまく出入りして、気持ちのよいモーツァルトだと思った。9番K.271です。アシュケナージの若いとき録音したのは、これに比べりゃまるで蛮族。

10月はせっせとコンサートに通ったけれど、これからは12月にフィンランドの全然有名じゃないオケの切符が買ってあるだけ。何しろ2000円だか3000円だかの破格の安さだったから。第9を聞く趣味はないし、東欧のオペラもあんまり魅力を感じないし、ヘンデルの「メサイア」をちょっと迷ったのだけれど、なんとなく面倒で買いそびれたから、12月は暇。あ、息子のオケの公演があった。これには全然魅力を感じないが(春に聴いたとき、こじんまりとしてつまらなかった)、親子の義理で行かないわけにもいくまい。その前に大学祭でやるのも聞かねばならんのかしらん・・・。



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