書泉シランデの日記

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紙の始末
2006年01月04日(水)

年末には一年分の各種領収書類や給与明細などを整理することが、結婚以来の習慣になっている。大体、一年でティッシュの箱にちょうど収まるくらいの量になる(ふたはしないで、立てていれる)。それを5年ほど保管して、それ以降は処分 ― かつては庭にゴミ焼却炉をおいて焼いた。

ダイオキシン騒動以来、一切庭でゴミを焼くことができなくなった。草にも塩基があるそうで、塩基のあるものは何にせよ、ダイオキシンのもとだそうで、いまや大学や公園でも落葉をかいて、ゴミ袋に入れている。自家焼却器じゃダメなんだそうだ。あのゴミ袋のほうがよっぽど環境負荷が高そうだけれど、きっとそうじゃないんだろう。

まあ、庭の草くらい、うちあたりなら大した量ではないから素直に生ゴミで出すけれど、領収書や通帳だと抵抗がある。

シュレッダーを買えばいいといっても、通帳はちょっと家庭用のじゃ無理でしょう。世間の皆さんはどうやっておられるのかしらん。焼くと一瞬でめらめらっとなって快感だったのにな〜。

領収書類は頑張って、職場のシュレッダーにかけたり、ガムテープでぐるぐる巻にして出している。通帳は銀行で引き取ってくれないかしら。

それに同窓会だの町内会だの学会だのの名簿も厄介だ。以前、ある高名な先生が「物をもらうと人は金を払いたくなる、だから名簿をマメに送ると同窓会費の納入率が上がる」と仰せになった。そうかもしれないけれど、今のご時世、名簿は迷惑だ。電話帳同様、古いのは引き取ってもらわないと、人様の個人情報まではなかなか守りきれない。

焼却炉、使いたいけれど、「ご近所の目」に阻まれて、さすがに使えない。その程度には良識的な住宅地なんです。昔は年末、どこの家もよく焼いていたのになあ。



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