ちょっくれいとぼっくす
めにゅ|ばっく|ごぅ
とうとう 経験してしまいましたっ!
あれですよ。 「ネットでデジカメプリントの注文」っての。
不精なのでフィルムとかって 注文しに行くだけで精一杯で いつも受け取りに行くのって1ヵ月後とかなんですよね。。。
でもこれはよいですな。 メールで注文したら後は受け取るだけなんだもん!
さて ちょっと友達の日記を見て思い出したので 昔話を書かせていただきますね。
おチビ(ただ今、小3)が保育園の時に ダウン症の子供が2人4歳児(年中)から入ってきました。 女の子と男の子です。 うちの保育園は乳児から幼児まで一クラス制でした。 つまり卒園するまでずっと同じメンバーと言うことですね。
3歳児の時のおチビはとにかく喜怒哀楽が激しくて 気に入らないと自分よりふたまわりくらい大きな男の子にも 平気で向かって行くという暴れん坊将軍。 それでも自分より小さい子にはすごくやさしくて いつも暇があると乳児の世話をしてたらしいです。
そんなおチビが先生になぜだか そのダウン症の女の子の「愛ちゃん」のお世話役をおおせつかりました。
最初はかなり戸惑ったようです。 愛ちゃんはそのころは言葉も話せなかったし、 相手の言葉をすぐには理解できなかったのですから。
でも だんだんと二人に信頼関係ができてきたようです。 迎えに行くとよく愛ちゃんと遊んでいる姿を見るようになりました。
愛ちゃんもおチビの顔をみると すっごく嬉しいそうな顔をして声をだすようなり 明らかに特別な存在になりつつありました。
自分が遊びたくて外に飛びだしても 愛ちゃんが靴を履けずにいると戻ってきて辛抱強く手伝います。 もちろん4歳児のおチビに上手に靴を履かせることができるはずもなく 心もとない手つきで一生懸命に履かせるのです。
愛ちゃんと一緒に遊んでいる時は 言葉のでない愛ちゃんのために 辛抱強くどうしたいのかを確かめます。
みんなで集団遊びをしている時にも ときにどっかへ脱走しようとする愛ちゃんを おチビが走り寄ってなんとか止めようと説得します。
運動会の時もお遊戯会でも おチビはいつも愛ちゃんのことを振り向いていました。
年中、年長とずっとそんな関係は続きました。
そんな姿を見ていて おチビの成長とほほえましくもありましたが やはりおチビに負担になっているんじゃないかと 本当ならもっと自由にのびのびとできるんじゃないかと たまに思うことも正直ありました。
でも そんな考えがふっきれたのは 年長の時の真冬のおもちつきの時でした。 風の強い寒い日で誰もが震えながらおもちをついてました。 愛ちゃんとおチビは前後に並んでおもちつきの順番を待っています。 一歩離れてわたしは二人の近くで見守ってました。
そのうち大粒の雪が降ってきて 風とともに散ってました。 寒いだろうと二人の姿を見ると おチビが振り向きざまに愛ちゃんの顔にグーの手を伸ばしたのです。 一瞬、叩くつもりかとドキッとしました。
でも愛ちゃんは顔を背けるどころか ジッとおチビの顔を見ていました。 その顔はなんの疑いもなく相手を信頼している顔でした。 おチビは伸ばした手でやさしく愛ちゃんの顔に乗った雪を払っていました。
なんだか自分が恥ずかしくて顔を背けてしまいました。
ああ、これだったんだと。
おチビは義務でお世話をしていたんじゃなかったんですよね。 義務だの負担だの義理だのと考えてるのは大人だけで もっと純粋な気持ちで二人は動いてたんだと。。。。
卒園後 同じ学校の養護教室に通うようになったお母さんに聞きましたが 入園のときに年中、年長を受け持つ予定のY先生は 身体障害者、精神障害者の在籍時に市から派遣してもらえるヘルプを 断ってしまったらしいです。
「ヘルプを入れず子供たちで助け合うことを学ばせたい。」 っと。
それについて親も先生も何度も話し合ったみたいです。 納得がいかず先生を恨んだ時期もあったようです。
「でも、結果的には先生に感謝してるわ。」
そう、笑って話してくれました。 先生もすごいプレッシャーと苦労があったんでしょうね。。。
長くなってしまいましたが忘れるといけないので 思い出したときに文章で書いておきますね(笑
|