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■ 【あきら時代4】気になる存在・・・・
その後、どういう会話をしたのか、細かい事を覚えていればよかったのだけど、実は、あまり覚えてはいない。
ただ、他の人とのチャットとはまったく違っていた。 コピーペーストで済ませられるようなチャットではなく、一言、一言を、とにかく探りながら、息を呑みながら。
まさに、PC越しに私たちは、真正面に向かい合って会話をしていたと思う。
とてもじゃないけど、これっきりにはしたくなかった。 また、話そう。 そんな約束を交わした。 メールアドレスを交換もした。
その時に、彼はこういった。 「もう、他の人とチャットはしないで欲しい」
ごく普通に、うんとか返事する人もいるだろう。 でも、私は「それは約束できない」といきなり返事した。
「私は、この【まりあ】っていうHN以外もあって、それでHPも作っているし、オフで会う程の友達もいる。 その人たちは、とても大事な存在だから、そんな約束を容易くできない。」
そんな反旗を翻すような事を言うと、呆れられるかな? これっきりで、もう会うことがなくなってしまうかもしれないな。
そんな事を思ったけれど・・・。 私は【嘘】をそこに混ぜたくなかった。 嘘をひとつそこに置く事で、どんな会話も心が感じられなくなるから。 相手が嘘をつく事は、何も思わない。 でも、自分が嘘を混じらせることはイヤだった。
嘘偽りのない、ギリギリを曝け出すことによってのみ、本当を感じられると思っている。
その発言に対し、彼は、むしろ私に対して、身を乗り出すように興味を覚えたらしい。
「HPを見せて欲しい」と言われた。
今まで、まりあで知り合った人には一切見せなかった私の本来の顔の部分。 ためらいもあったけど・・・。
教えることにした。
2005年02月11日(金)
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