南盤月記
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2005年01月27日(木) |
カードゲーム「ダイヤの30」 |
昔、友人うちでやってたゲームを紹介する。 「ダイヤの30」という名前で簡単なアイデアを審査をするゲーム。
用意するものは人数分の筆記用具とカード。 1回のゲームに「参加者数−1」のカードを使う。 カードは使い捨てにするのでできるだけ安価なものがよい。
参加人数は3人以上から。 まず審判をひとり決め、残りの参加者はプレイヤーになる。
審判は適当な「お題」をメモ用紙かなにかに書いてプレイヤーに見せる。 「お題」は何でもよいが、強弱とか優劣とか多寡のあるものにする。
プレイヤーはマスターの出した「お題」の答えをカードに書く。 制限時間は1分くらい。 書き終わったらカードを伏せて、座の中央に出す。 プレイヤー全員のカードが揃ったらせぇのでいっぺんに開く。
審判は開かれたカードの中から自分がいちばん感銘を受けたものを選ぶ。 その選ばれたカードを出してた人が勝者。
※遊び方のコツ (1)お題は答えに幅が見込めるものが良い。また明示的である必要もないし、論理的である必要もない。
(お題1)「日本でいちばん高い山」 (お題2)「日本でいちばん赤いもの」
例えば「お題1」だと答えは「富士山」に限られるが、「お題2」だとまともに答えようがないし、当然結果も分かれる。 実際のプレイでは「青森リンゴ」、「浦和レッズ」、「ぼくの血」、「緑の中を走り抜けてくポルシェ」などの解答があった。
(2)答えもお題に忠実である必要はない。 「日本最強の魚」というお題に対して、「サケの赤ちゃん」などと問題の意図に逆らうものや「マタサキノコギリザメ」など実在しない魚の名をあげるのも可とする。どの答えが一番かはすべて審判の判断による。
(3)審判は3〜5問のお題をいっぺんに出題し、お題ごとにひとつづつ審査していくとテンポよく遊べる。
(4)勝ち負けにこだわらず、「作品を鑑賞する」くらいの気分で遊ぶと楽しめる。
野中
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