さーて、今期のドラマも出そろいましたよー。
視聴決定は以下のとおり。
「HERO」
メンバーが変わっても、それぞれのキャラクターも魅力的だし、人間関係も絶妙だし、
リズミカルな掛け合いの楽しさは相変わらず。好きだわー。いい意味で全然変わってない。
これくらいの「安定した変わらなさ」が、二期目の「ガリレオ」にも欲しかったよなー、と、
今更言ってもしょうがないことを言ってみる。
「ペテロの葬列」
ついつい先が気になって観続けてしまうのよね。
杉村(小泉孝太郎)は、素の孝太郎さんもこんな人なのではないかと思わせるほどハマリ役。
大きな後ろ盾と安定した生活があって、だけど「こんな恵まれた環境に居る自分」に
ちょっと窮屈さや申し訳なさも感じていて、人あたりがよくてアクがなくて・・・みたいな。
しかし杉村のみならず編集部の皆さんも、
前作から引き続き事件へのまきこまれ率の高さが凄いです。
「ST 赤と白の捜査ファイル」
対人恐怖症、先端恐怖症、閉所恐怖症、秩序恐怖症。
致命的な弱点を持ちつつも一分野においてだけは天才的、っていう方々が集まるドラマが
多いですな。落差の面白さを楽に描けるからだろうね。
左門の挙動不審と天才的な分析が、同時に発揮される場面はやっぱり面白いし。
「アオイホノオ」
柳楽優弥くんを観てるだけでとにかく面白い。ヤスケンが不気味に面白すぎるのも嬉しい。
自分の才能に自信満々の漫画家志望青年が、ありとあらゆる作家や作品に対して
超絶上から目線に批評しまくりだったのが、大学でとんでもない偉才たち次々に出会って
おのれを知っていく様子が、もう最高で。
なんかもうずっと含み笑いが止まらない感じの可笑しさです。いいわー。
「ゼロの真実〜監察医・松本真央」
まったく期待してなかったのですが、脇の役者さんたちが面白くて視聴決定。
無精ひげでちょっとガラの悪い佐々木蔵之介がすごーく好きです。
「家族狩り」
初回があまりに重くてしんどくて、犯人が誰かは気になるけど観続けるのは無理かも、
と思ったのですが、しょっちゅう出てきてはちょっと気分を上げてくれる
伊藤淳史パートだけに支えられて一話を乗り切ってしまいました。
3話目ではその伊藤淳史君演じる巣藤先生がとんでもないピンチに見舞われましたが、
だいぶ耐性がついたので観続けます。しかし誰も彼も激しく壊れていて、やはりかなりキツいお話だ。
今期のドラマも、猛暑を乗り切る力のひとつになってくださいよー。
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