「軍師官兵衛」も終盤。驚いたことに全話観続けております。
秀吉が天下人になっても官兵衛さまの苦労は絶えず、
むしろ理不尽に次ぐ理不尽、難題に次ぐ難題をぶち当てられていますが、
そこは揉まれるほどに人間の凄みと厚みが増してゆかれる官兵衛さま。
いやー、カッコいいですよ岡田くんの官兵衛。
第40話「小田原の落日」で、小田原城に単身乗り込むシーン、あれは第一話の冒頭のシーンでしたよね。
初回の冒頭でいきなり、足をひきずり初老の風貌で登場して、けっこうな衝撃だったのを思い出します。
あの若いオトコマエさんが、こ、こんなになっちゃうのね、 と。
40話目にしてやっとこのシーンにたどりついたわけですね。
初回では衝撃だったけど、40話で目にすると、見慣れた頼もしい軍師以外の何ものでもなく、
むしろ若い時以上にステキなのは間違いなく、なんとも感慨深かったです。
これ、初回で見たまんまなのかしらん。それとも、あらたに撮りなおしたものかしらん。
初回で見たのがこれだとしたら、岡田くんのいきなりの熟練軍師っぷりに驚くほかございません。
そして「マッサン」!
エリーの呼ぶ「マサハル」が当然のことながらすごく耳に心地よかったのですが、
「マッサン」とかなっちゃってちょっと残念。ま、それはいいか。というか、タイトルだし。
とりあえず、朝からこのお顔を見続けるのはきついわー、と
(失礼ながら)思っていたピン子さんパートも一旦終わり、活気に満ちた大阪へ。
これは期待していいよね!
いやもう、「花子とアン」、なんだかんだ最後まで観ちゃったけど、
修和女学校を卒業してからの主人公の影の薄さと言ったらもうね!
面白かったのはほぼ女学校時代だけでしたものね。
脚本家の先生は何が楽しくて主人公まわりをこんなにつまらなくしているのか、
ほんと不思議でしたわ。
いやいや、そんなはずはない、きっとここから面白いことに! と思って観続けるも、
期待を最後までことごとく裏切ってくれちゃったのは、わたしには「純と愛」に匹敵するほどでしたよ。
ま、そんなこともあり、エリーがとてもけなげでチャーミングなのもあり、
「マッサン」にはかなり期待しております。
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