まだそうだって認めたわけじゃない そんな簡単に 認められない 認めたくない 私の今までは 何だったのと 悔しさと怒りで 見失いそうだから
ずっとそう 思い込んでいたなんて そんなこと 言いたくも思いたくもない もしココロが目に見えるのなら 私は握りつぶしていたのかもしれない
憧れていた未来は いつの間にか 消えてしまうわけじゃない 心の中に溶け込んでしまうだけ
描いていた夢は 気付いた頃には 私と一つになっていたのかもしれない 夢と憧れと未来の違いなんて 分かりもしなかった 今だって
ねぇ いつになったら この苦しみから 私は解放されるの? あなたの背中を見ているつもりで 私は 何を見ていたのだろう
これから私は 何を見て 何処に向かって 進めばいい?
少しずつ見えてきた 初めの頃は それが嬉しくて どんどん先に進んで行った 今はそれが苦しくて 見たくないものまで 見えてしまうから
それでもそれは正しいと 受け入れるべきなの? それともただの思い違いだって 今この道を 突き進んでもいい?
大切なものが多すぎて 私一人では 支えられない 何かを得るためには犠牲が付き物なら どれを捨てて進めばいい?
舗装された道なんて 進みたくないもの 獣道でいい 子どもの頃のように ドキドキしながら 恐怖と戦って それでも前に進みたい
ただ今は この道の上で 少しだけ 後ろを振り返ってみる 大切な何かを 見失わないように
|