word...
verbal representation

2005年01月09日(日) cause and effect

あんた達のおかげだよ
こうゆうあたしになったのは
皮肉な話ね
あんだけ昔は恨んでいたのに
それが無かったら 今のあたしは無いのだから

諦めなさいと 現実は厳しいと
そんなことばかり見せ付けられて
あたしの大切なモノたちは 誰かの手によって
失われてしまった

『まだどうにかなるかもしれない』
そう言うあたしの言葉には
誰も耳を傾けてはくれなかった
出来ることは少しずつ薄れていくモノを
泣き叫びながら すがりつくだけだった

勝手にそうだと決め付けられて
違うと叫んでも信じてもらえなくて
違うと証明出来たら出来たで
何も謝りもしてこない

強くなろうと もう泣かないと
そう決めたのはいつだっただろう

子どもは弱いものだ
だから 早く大人になろう
あんな奴らには絶対にならない
子どもを守ってやれるような
強い大人になろうと そう思った


子ども時代に大人を演じて
今は子どもに戻ろうとしてる
別に後悔なんてしてないし
過去を恨んでもいないし
もう誰を憎んでもいない

ただ 過去の傷を癒すことは
艱難辛苦ではあるのだけれど


愛している

そう 思えるようにもなった

信じている

そう 思えるようになった

今のあたしを 見つめていけるようになったから


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