たくさんの人の中で あなたを遠くに感じてた 知らない人の中で あなたは輝いていた
私の知らない あなたが居た 私の知らない セカイがあった
ふと話題に出た 歌のタイトル たとえ周りの人には何のことのない歌でも
私には 掛け替えのない 大切な想い出
ううん 想い出になんてしたくないほど 大切に大切に 抱きしめていた
ふとあなたと目が合った 小さな声で 私に囁く
『一緒に歌ったね』
覚えていた 覚えていてくれた
あの歌が いつでも奏で続けられるように 形にあるものに 証として残せて ねぇ それを聴いたあなたはどう思ったの?
一緒に歌った その事実だけで たくさんたくさん 幸せだけれど どんどん 好きになる度に 欲張りになってく
近くに感じれば感じるほどに 少し離れただけで 切なさが増すよ それでも近くに居たいと願ったの
逢いたくて どうしようもなくて 側に居たくて 一緒に居たくて 何度泣いたことだろう 何度も潰れそうになったのに 不思議だよね 諦めるなんて言葉 一度も浮かぶことなんて無かったの
苦しくて 切なくて 遠くて 愛しくて まだ 好きだなんて言えないけど
私が私のセカイを奏で始めて この気持ちを歌にして伝えられた時
あなたに好きだと伝えられる日が 来るのかもしれない
あなたがピアノの奏でて
私が歌にするから
私がピアノを弾いてもいいよ
一緒に 奏でよう
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