2005年12月25日(日) |
Cinderella |
どうしても 逢いたくて 逢いたくて 逢いたくて あたしは お城へ飛んでいった
あなたの世界に 飛び込んだ
天は碧く 雲は白く 冷たい雪混じりの雨が 降り注いで 雷が鳴った 心が騒いだ あたしの全ては 何もかも あなたに向けられた 情熱だった
それは 情熱と言う名の・・・『孤独』
孤独と不安が あたしを導く その先は破滅の道だと 知る由もなく あたしはただただ 欲望にまみれた愛を掲げた
愛という ヴェールを被せた
これは 『エゴ』
そしてあなたは あたしと出逢う 歩く 話す 奔る 躍る あたしのエゴから産まれた孤独は 少しずつ 満たされ あたしの愛から産まれた不安は 日増しに殖えていくばかり
かぼちゃもねずみも 魔女でさえも 誰もあたしを助けてはくれない 孤独からは解放されても 本当に求めるものは 自分の力で勝ち取るものだった
・・・まだ 早い
焦ったら・・・負け
あたしの悪い癖だわ
少しずつ 解放する
手放す ココロを クリアに そのまま あるがままに
あなたのセカイ あたしのセカイ
新しいセカイが
目覚める
不安は消えはしない 孤独は消してはいけない あなたを感じるための 無くてはならない スパイスなんだもの
だからそれらを笑顔に変えた 最後の 魔法 あなたの元に 残したクツで あなたは新しいセカイを築くの
あたしはあなたに背を向けて
ありったけの力で
翔んだ
・・・・・・・夢から覚めた。
甘い 甘い夢
今もまだ 深い夢の中にいるようで
あなたが居る
あなたが見える
でもそれは幻
もう12時を過ぎたね
薄れゆく 気配 意識 残像
なのに こんなにもこんなにもまだ
あなたが 愛しい
これは・・・エゴ?
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