あの時のあたしの悲痛な声を あなたはどんな思いで聞いていたのだろう
いつもと変わらないあなたの声の中に 汲み取れなかった想いはどれくらいあるのだろう
旅立つあたしをどんな想いで送り出してくれたかな いつも躓き 不器用に立ち上がってそれでも走っていくあたしを ただただ黙って見守っててくれたね
引き止めないでいてくれてありがとう それが愛だと気づかずにいてごめんね
手を差し伸べてくれてありがとう どんなことがあっても愛してくれる人がいること
あなたと離れて あたしは気づいた
あなたは本当の愛をくれる人 愛が何なのかすら わからないようなこの世界で
あなたは あたしに本当の愛を与えてくれた
ずっとずっと あたしがわからなかっただけで あたしが求める愛の形とは違っていただけで
あなたは 心からあたしを愛していてくれていたんだ
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