word...
verbal representation

2006年12月09日(土) Love dream

ロマンスの醍醐味なんて ほんとは
あなたが居ない ひとりの部屋で
ジュリエットのように 月夜を眺めたりとか

人知れずに 恋焦がれて
あなたが居ない場所で あなたを想うことだったり

触れられないからこそ 渇かずに居られる
いつまでもいつまでも 情熱は尽きることなく


だけど 現実は上手くいかないように
出会えた時には シュミレーション通りになんてならなくて

この先には 想像したはずのロマンスが待っていて
花嫁はただ 差し出された手を取ればいいだけだと思っていたの

人には必ず 運命の人がいて
その人と結ばれて幸せになるんだって夢見ていた少女に
そして 現実はそうじゃないと知って愕然とした少女に

あなたは なんてかわいそうだと同情するの?

それでも夢を持ち続け 夢を諦めない少女を

あなたはなんて愚かだと蔑むの?


正しいことが正しいと言えない世界で
他人を信じようなんてバカじゃないと何度も思ったけど

あたしはそんなあなたが好きだから
 
命尽きるまで あたしは信じ続けようと思う


信じ 描き続けていると思う あたしの夢を


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