word...
verbal representation

2007年03月23日(金) your eyes

君を信じぬくことと 僕を信じぬくこと
どちらが簡単で どちらが苦しまない?

君自身を信じることと 僕の希望を信じることがイコールなら
イコールならいい そう信じたい

過ちなんかじゃないと 今に始まったことじゃないと
軽くスルーしてしまえばいい

僕自身の希望を見失わないことと 君自身を見つめること
ただでさえおぼろげな輪郭なのに
無理矢理に形に当てはめてはみ出した粘土を削り落とす

それが君の大事な個性だと気付かずに
それが自分自身だとも気付かずに

僕は何度も見ないフリをした


無理する必要なんてなかったのに

本当はきっと君は ずっと近くに居てくれたのに
背中合わせで 寄り添ってくれていたのに
僕は後ろにいる君に 前を向いて手を伸ばしていたんだ

君は後ろから抱きしめていてくれていたのに
僕はムキになって 前ばかりを見つめていたんだ

足が無いのに走ろうとして
腕が無いのに掴もうとして
自分が作り出した世界を 周りのせいにばかりしていたんだ


バカだな 僕は



だけど 遠回りしたけど君は変わらずそこに居て

僕は今 やっと君の目の前で腕を伸ばしている


君の 目の前で


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